Appleは、オリジナル映像コンテンツ強化のための予算を、2020年までに現在の4倍となる40億ドル(約4,500億円)まで増やしてNetflixやAmazonを追う計画のようです。また、Apple Musicのブランドも見直し、映像コンテンツを訴求する方針です。

Apple、オリジナル映像コンテンツ予算を4倍増へ

Appleは、Apple Music用のオリジナル映像コンテンツの制作・獲得のために10億ドル(約1,115億円)の予算を用意していると報じられています。
 
同社が、2020年までにこの金額を約40億ドル(約4,500億円)まで増やすようだ、とLoup Venturesのベンチャーキャピタリストで、Apple関連情報に詳しいジーン・ミュンスター氏が予測しています。
 
それでも、Appleが追う存在であるNetflixやAmazonに2022年までは追いつけないだろう、とミュンスター氏は指摘しています。
 
というのも、現在Netflixは80億ドル(約8,900億円)、Amazonは45億ドル(約5,000億円)の予算を用意しており、金額面でまだ隔たりがあるからです。

Apple Musicは音楽と映像のサービスとしてブランド見直し

ミュンスター氏はによると、Appleは、向こう2〜3年のうちにApple Musicのブランディングを音楽だけでなく映像作品も視聴できるサービスとして見直す予定とのことです。
 
現在の料金(日本では月額980円)で映像のサブスクリプションサービスを開始すれば、9月の時点で会員数3,000万人の同サービスは、簡単に会員数を増やせるだろう、というのがミュンスター氏の予測です。

映像ビジネスで経験豊富な人物を数多く獲得するApple

Appleは、Apple Musicオリジナル作品として、アプリ制作者に焦点を当てた「Planet of Apps」を制作したほか、深夜番組の人気コーナー「Carpool Karaoke」の権利を購入し、豪華なセレブたちが登場するシリーズを配信しています。
 
先日は、スティーブン・スピルバーグ監督の人気テレビドラマシリーズ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」10話のリメイク権を500万ドル(約56億円)で獲得しています。
 
最近のAppleは、映画配給大手のSony Picturesの役員2名や、Amazonビデオのコンテンツビジネス責任者、イギリスの国営放送BBCからクリエイティブ担当役員といった、映像ビジネスで経験豊富な人材を続々と獲得し、映像コンテンツの強化に取り組んでいます。

 
 
Source:Variety via Patently Apple
(hato)