カタコイ系ラブストーリー「覆面系ノイズ」がいよいよ公開された/(C)2017「覆面系ノイズ」製作委員会

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中条あやみ主演で実写映画化された「覆面系ノイズ」が、11月25日に全国公開。「卒業式の日のお母さんってこんな気分なのかな」と中条がしみじみと舞台あいさつで語るなど、待望の公開を迎えた本作は、中条のほか、志尊淳や小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮ら文字通り今をときめく“キラキラ系キャスト”が集結している。

【写真を見る】美し過ぎる中条あやみと小関裕太のシーンも/(C)2017「覆面系ノイズ」製作委員会

人気コミックの映画化プロジェクトが続々と登場する中、この作品こそ「最強の実写化」との呼び声も高い。そんな本作の注目ポイントを3つに分けて紹介する。

■ ポイント(1) 「全員片思い」を体現する“キラキラ系”キャスト

高校生たちの青春と切ない恋模様を描いた本作。姿を消した幼なじみに思いを伝えようと歌い続けるヒロイン・有栖川仁乃(ニノ)を演じるのは、今やCMや映画など話題作にひっぱりだこの中条。

制作陣が原作コミックをほうふつとさせるルックスにほれ込み大抜てきされた彼女は、約半年間のボイストレーニングを経て、劇中で見事な歌声も披露している。

そんなニノに寄り添い、ひそかな恋心を抱く杠花奏(ユズ)役には、ペット系男子からキラキラ王子まで幅広い役どころで活躍する若手俳優・志尊。一見おだやかだが、ニノのこととなると感情をむき出しにするギャップも魅力的な役どころ。本作ではピアノとギター演奏に初挑戦し、演技派俳優の新たな才能を垣間見ることができる。

そしてニノが恋する幼なじみ・榊桃(モモ)を演じるのは、子役時代より活躍中の小関。爽やかで男女問わず好かれるキュートな笑顔が特徴的な小関だが、本作ではクールなメガネキャラにイメージチェンジ。ようやくニノと再会するもなぜか彼女を拒むという、謎多きキャラクターとして存在感を発揮している。

ほか、ニノに嫉妬しながらユズを思う珠久里深桜に「ハロー!プロジェクト」出身の女優・真野恵里菜、彼らを見守る関西弁ムードメーカー・黒瀬歩(クロ)役に、「ひよっこ」(NHK総合)で“国民的ヒロイン”みね子(有村架純)のハートを射止めたヒデ役も記憶に新しい磯村勇斗。

そして、深桜に恋する“オネエ系金髪ベーシスト”悠埜佳斗(ハルヨシ)には“けだもの男子”役で話題沸騰の杉野遥亮と、名前を聞いただけで胸が熱くなるファンも多い、ホットな若手俳優たちが、甘酸っぱい恋模様を全力で演じている。

■ ポイント(2) メガホンを取るのは“ツンデレ系”監督・三木康一郎

本作でメガホンを取ったのは、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(2016年)で興行収入20億円超えの大ヒットを飛ばした三木監督。

本作では監督だけでなく共同脚本も手掛け、キャラクターコンセプトから細かなせりふまで原作者と入念にやりとりし、完成までに13稿を重ね渾身(こんしん)のストーリーを作り上げた。

現場では、キャスト陣に無理に芝居をさせるのではなく、「彼らの若々しさや勢いを念頭に置きながら撮影した」というリアルで丁寧な演出を実施。さらに美しい映像によって、高校生たちの恋愛ドラマやバンドの青春模様を生き生きと描くことに成功している。

ちなみに舞台あいさつでは、そっけない態度や厳しい演出をする一方で、突然優しい言葉をかけるという「ツンデレ」(?)なキャラクターをキャスト陣が暴露していた。

■ ポイント(3) “覆面系”劇中バンドでメジャーデビュー

本作では、中条がボーカル、志尊がギター、磯村がドラム、杉野がベースを猛特訓し、劇中で迫力のセッションを披露。

モモ役の小関こそ、ギター、ピアノ、ハーモニカ、サックスや三線など、これまでさまざまな音楽に触れてきて、もともと音楽に造詣の深い人物だが、バンド役のメインキャストはそれぞれほぼ音楽初心者だ。

しかし、彼らも血のにじむような努力できっちりトレーニングを積み、劇中に登場する覆面バンド「in NO hurry to shout;」(通称:イノハリ)としてメジャーデビューも果たしている。

さらに、デビュー曲にして本作の重要なシーンで演奏される楽曲「Close to me」は、人気ロックバンド・MAN WITH A MISSIONが書き下ろし提供作品。

中条のパワフルで透明感あふれる歌声と、男性陣の粗削りながらパワフルな演奏と相まって、見るものの心を揺さぶる珠玉の一曲に仕上がっている。

そしてエンディングテーマには、そんなMAN WITH A MISSIONの新曲「Find You」が採用。彼らも、「作中ノ『ニノ』ヤ『モモ』ヤ『ユズ』ハオ互イヲ『見ツケル』タメニ或イハ『見ツカル』タメニモガク、刻ム、削ル、生キル。『Find You』ハ彼ラノ心情ヤソノ姿ヲ自分ナリニ解釈シテ書カセテイタダイタ曲デス」と、楽曲へのこだわりを語っている。

10代・20代に圧倒的な支持を受けるマンウィズが作り上げたこのエンドソング。高校生たちの輝かしい青春ドラマの余韻に浸らせてくれる一曲として、要チェックだ。

志尊も初日舞台あいさつで「この映画は、登場人物全員が強い信念を持って思い続けることが、成長につながり、自分の道になっていく姿を感じ取れる作品。

見た人にとって、『恋愛したい』『楽器をやってみたい』など何かのきっかけになったらうれしい」と語っていたが、旬な若手俳優たちが繰り広げる恋と友情、そしてそれらを盛り上げる音楽によって、他の青春ムービーとは一線を画す物語に仕上がっている。

めっきり寒くなり、もう間もなく師走を迎える日本列島はこれからますます冷え込みが厳しくなるが、本作はそんな時に見るにはピッタリの「ホットな」映画であり、見終わった後、どこか「ホッと」するような、温かい気持ちがあふれてくる。

そして彼らの音楽は、片思いをしている人の背中をそっと押してくれるはずだ。(ザテレビジョン)