DF
2 鎌田次郎 6
リーグ戦2試合連続の先発出場。フィードが乱れる場面も見られたが、常にセーフティな選択で危険を回避。完封に貢献した。
 
5 中山雄太 6
後半はレアンドロのフェイントに翻弄され、金崎の抜け出しに対しても後手を踏んだ。とはいえ、紙一重のところで懸命に足を伸ばして失点を免れた。
 
13 小池龍太 6
機を見たオーバーラップで攻撃に厚みを加え、伊東との上質なコンビネーションで右サイドを突破。1対1の守備に不安も攻撃面で貢献した。
 
22 輪湖直樹 5.5
球際では身を挺して激しくブロックにいくも、ボールを奪うには至らず。やや安定感を欠いていた印象は拭えない。
 
MF
7 大谷秀和 5.5
時に最終ラインまで戻り、守備の強度向上にひと役買った。ただディフェンスでのタスクが多かった分、攻撃にはほとんど絡めなかった。
 
9 クリスティアーノ 5
対面の西の的確な対応に苦戦し、相手ゴールになかなか迫れなかった。またトラップ、パスでらしくない凡ミスが目についた。
 
14 伊東純也 6
持ち前の快足を飛ばして山本の背後を突き、度々エリア内に侵入。チームが守勢に回った終盤にはトーンダウンしたが、相手の脅威であったのは間違いない。
 
19 中川寛斗 5.5(66分OUT)
プレッシングが光った一方で、攻撃では足もとで受けることばかりに意識がいき過ぎ、裏への抜け出しはほとんどなく迫力に欠けた。後半途中に交代を告げられる。
 
28 栗澤僚一 6(90+1分OUT)
ベテランらしく老練されたポジショニングでチームのバランスを取った。目立ちはしなかったものの、無難に役目を果たした。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 4.5
前線を縦横無尽に動き回りパスを引き出したが、ゴール前では存在感が薄かった。シュートチャンスは数えるほどで、“沈黙”した。

交代出場
MF
8 武富孝介 5.5(66分IN)。
スペースに積極的に顔を出し、ボールを受けては果敢に仕掛け、攻撃を活性化。ただ決定的な仕事はできなかったのが残念だった。

MF
37 細貝 萌 -(90+1分IN)
流れを変えるには十分なプレータイムをもらったものの、最も期待されたゴールを奪うことはできず。チームを勝利に導けなかった。

監督
下平隆宏 5
D・オリヴェイラを先発起用も、効果は薄かった。R・ロペスら攻撃の駒を残したまま、終盤に細貝を入れて守備に回ったのは実に消極的な一手だった。
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。