降格危機の清水、2点リードからホームで新潟に逆転負け《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第33節の清水エスパルスvsアルビレックス新潟が26日にIAIスタジアム日本平で行われ、2-3で新潟が勝利した。

▽14位で残留争い中の清水(勝ち点31)が、既に降格が決まっている最下位の新潟(勝ち点22)をホームに迎えた。清水は0-2で敗れた前節の北海道コンサドーレ札幌戦から河井に代えて鄭大世をスタメン起用。対する新潟は1-0で勝利した前節のヴォンフォーレ甲府戦からソン・ジュフンに代えて大野を起用した。

▽試合は立ち上がりから清水が積極性を見せる。すると、8分に決定機を演出する。クロスのクリアされたルーズボールを拾ったペナルティアーク付近の金子が巧みなタッチでDF2人をかわしてボックス正面からシュート。GKを外したシュートだったが、ゴールライン上にカバーに入っていた富澤の好クリアに阻まれる。

▽それでも、清水は14分に先行する。左サイドの松原が鋭いクロスを上げると、飛び出した新潟GK大谷がボールに触れず、ファーサイドの金子がダイレクトで合わせてネットを揺らす。攻勢の清水が幸先よく先制した。

▽さらに、勢いに乗った清水は29分に加点する。右サイドを連係で崩すと、ドリブルを仕掛けた金子がセンタリング。正面の北川が走りながらの胸トラップから冷静にゴールを陥れ、清水がリードを2点に広げる。

▽清水2点リードのまま迎えた後半は、新潟が反撃に転じる。51分には右サイドで鋭い仕掛けたホニからチャンス。最後はボックス右のホニのグラウンダークロスに小川が合わせたが、DFのプレッシャーに遭ったこともあり、シュートはわずかに枠を捉えられない。

▽それでも、新潟は71分に1点を返す。ロングボールから山崎の浮き球パスにホニが反応。ボックス右から鋭いシュートを突き刺し、新潟がスコアを1-2とした。

▽さらにこれで勢いに乗った新潟は、85分にセットプレーから追いつく。ペナルティアーク付近でFKを獲得すると、加藤が左足でファーサイドを狙う。鋭いシュートがゴール右に突き刺さり、新潟が2-2のタイスコアとした。

▽躍動する新潟は攻撃の手を緩めない。すると、89分には残留を狙う清水を追い込む一撃が決まる。右サイドの酒井宣が左足でインフロントに巻いたクロスを入れる。中央の矢野が潰れると、誰も振れなかったボールがそのままゴール左に吸い込まれ、新潟が後半だけで逆転した。

▽その後、清水は同点弾を狙うも実らず、そのまま試合終了。降格の可能性を残したまま最終節を迎えることになっている。