稲垣祥の決勝点が広島をJ1残留に導いた

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[11.26 J1第33節 広島 2-1 FC東京 Eスタ]

 J1リーグは26日、第33節が行われ、サンフレッチェ広島がホームでFC東京に2-1で勝利。降格圏内の甲府と大宮の一戦が引き分けに終わったため、1試合を残して広島のJ1残留が決まった。

 16位・甲府と勝ち点2差で15位につける広島は、敗れれば降格圏転落の可能性もあり、勝ち点3が欲しい一戦。開始からFWアンデルソン・ロペスがドリブルシュート、左からの折り返しにMF青山敏弘が右足で狙うなど、試合の主導権を握った。さらに相手の背後に出たボールにGK林卓人がPA外まで飛び出し、守備でもFC東京に得点を許さなかった。

 そして前半45分、広島はPA右手前からカットインし、MFフェリペ・シウバが左足を振り抜く。これがPA内のMF柴崎晃誠がコースを変えてゴールネットを揺らし、1-0。広島のリードで前半を折り返した。

 追加点が欲しい広島は後半9分、フェリペの左CKからアンデルソンがヘディングシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れる。すると、14分に同点に追いつかれてしまう。FC東京はMF太田宏介が右CKから絶妙な位置に蹴り込むと、DF山田将之が頭で合わせて1-1。山田のJ1初ゴールでFC東京が試合を振り出しに戻した。

 だが、ホームチームが意地をみせる。後半22分、フェリペのパスをペナルティーアーク左脇で受けたMF稲垣祥が右足を振り抜くと、狙い澄ましたシュートがゴール右隅に突き刺さり、2-1。広島が勝ち越しに成功した。

 FC東京は直後の後半23分、FW久保建英をピッチに送り込む。久保は11月1日にプロ契約を結び、トップチームに昇格。すでにJ3リーグ戦とルヴァン杯には出場しているが、J1リーグ戦は初出場。16歳5か月22日での出場は歴代3位の記録となる。

 その後はFC東京がFWユ・インスとMF梶山陽平を投入。広島もMF森崎和幸、MF茶島雄介を入れたが、スコアは動かず。後半アディショナルタイムには、久保がドリブルから左足シュートを放つもGK林の正面を突き、タイムアップ。広島が2-1で勝利し、苦戦したシーズンではあったが、なんとかJ1残留を決めた。


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