J1昇格の長崎キャプテン村上、ファン感で衝撃の“現役引退”発表 「契約満了に伴って決めた」

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26日のファン感謝デーで村上の口からファンへ 「報告をみなさんに先にしたかった」

 J2のV・ファーレン長崎は今季2位に食い込み、クラブ史上初のJ1昇格を決めた。

 26日にトランスコスモススタジアム長崎で開催されたファン感謝デーで、キャプテンのDF村上祐介が自らの口からファンに現役引退を発表する衝撃の一幕が起きた。

「今日楽しんでいただけたでしょうか」とファンに問いかけて拍手喝采を浴びた村上。キャプテンの挨拶に多くの人が耳を傾けるなか、村上の言葉に騒然となった。

「チームとの契約満了に伴って現役を引退することに決めました。報告をみなさんに先にしたかったので、リリースより先にさせていただきました」

 2008年に柏レイソルで“初出場・初先発・初ハットトリック”という離れ業で鮮烈デビューを飾った村上は、アルビレックス新潟、愛媛FCを渡り歩き、2016年に長崎に加入。今季は6試合(0得点)の出場に留まったものの、33歳のリーダーはピッチ外でもチームを牽引した。

 衝撃の告白にファンも驚きを隠せなかったが、すぐさま安堵が広がった。それは村上が今後もチームに別の形で残ると発表したからだ。

「ですが、チームには残ります。ユースのコーチをやります。今後とも力になっていければいいかなと思います。林田(隆介/長崎DF)より良い選手を輩出できるように…」

 今季、長崎U-18からアカデミー昇格第一号として加入したDF林田隆介の名前を冗談交じりに挙げつつ、選手の育成に尽力すると宣言。J1通算81試合7得点、J2通算95試合5得点、そして“J1昇格”を置き土産に、村上は現役生活に別れを告げることになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images