【対処法】子どもがおもちゃを誤嚥…どうすればいい?

写真拡大

なんでもかんでも口に入れたがる子どもたち。親としては、注意深く見ているつもりでも、ほんの少し目を離したタイミングで事故に発展してしまう可能性アリ。もしもおもちゃを誤嚥してしまったら…あなたはきちんと対処できますか?

異物の除去法はおもに3つ

もしもおもちゃを飲み込んでしまった場合、気道を閉塞してしまうことがあります。気道が塞がれてしまうと、閉塞の程度や子どもの状態によって異なりますが、事故発生から5分で心肺停止、さらにその5分後には大脳障害、そこから15分ほどで脳死というのが目安になるそう。

そのため、気づいたらまず119番通報をし、詰まったおもちゃなどの異物を除去する必要があります。その除去方法は、以下の3つ。

【異物の除去方法】

(1)背部こう打法

(2)背部こう打法変法

(3)腹部突き上げ法(ハイムリック法)

それぞれの異物除去法は?

先ほど挙げた3つの異物除去法。詳しいやり方は以下の通り。

【背部こう打法】

乳児では、口の中に指を入れずに、片腕にうつ伏せに乗せ顔を支えて、頭を低くして、背中の真ん中を平手で何度も連続してたたきます。なお、腹部臓器を傷付けないよう力を加減します。

【背部こう打法変法】

乳児より大きい子では、立て膝で太ももがうつ伏せにした子のみぞおちを圧迫するようにして、頭を低くして、背中の真ん中を平手で何度も連続してたたきます。なお、腹部臓器を傷付けないよう力を加減します。

【腹部突き上げ法(ハイムリック法)】

満5歳以上では、後ろから両腕を回し、みぞおちの下で片方の手を握り拳にして、腹部を上方へ圧迫します。ただし、乳児又は妊婦には、この方法は行いません。横向きに寝かせて、又は、座って前かがみにして背部こう打法を試みます。

子どもがおもちゃを誤嚥…実際にそんな状況になったら、おそらく冷静ではいられないし、何の知識もなければなおさら。もちろん、こうしたことが起こらないというのが理想ではありますが、万が一に備えて対処法を知っておけば、少しは不安が取り除けるのではないでしょうか。

(文・三軒茶屋すみ子/考務店)