24日、中国メディアの環球網が、台湾メディアの報道を引用し、訪台日本人数が減少したと伝えた。写真は中華航空機。

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2017年11月24日、中国メディアの環球網が、台湾メディアの報道を引用し、訪台日本人数が減少したと伝えた。

民進党政権発足後、訪台中国人数が減少しているが、台湾メディアの報道によると、ここ数カ月の訪台外国人数は徐々に回復しており、今年8月には蔡政権発足後、初めて上昇した。10月には前年同期比で22.49%上昇し、3カ月連続の増加となった。

しかし、訪台日本人数は減少しているという。今年10月の訪台日本人は16万337人で、前年同期比で4.18%減少した。また、今年1〜10月のうち、前年比で減少した月が6カ月に上ったという。

この理由について台湾観光局は、日本を結ぶ航空路線での座席不足にあると分析。訪日台湾人が増加しているのに対し、航空会社が準備する座席数が減少しているため、訪台日本人が押し出されてしまっているのだという。観光局は、航空会社に対し座席数を増やすよう要請している。

しかし、台湾の旅行市場に詳しい関係者は、「観光局による座席増の要請は逆効果になるかもしれない」と指摘。訪台日本人は増加せず、訪日台湾人が増加する可能性が高いとのことだ。同関係者によると、台湾人の座席獲得競争力は非常に高いが、訪台する日本人は中高年が多く、台湾人との座席獲得競争に勝てないという。

また、日本の旅行施設や関係する設備がよく整っているため、訪日台湾人の増加は必然だと分析。一方の台湾観光には「特筆すべきセールスポイントがあるだろうか?東南アジア市場と比べて競争力を有しているだろうか?」と疑問を投げかけ、台湾観光局は対策についてよく考えるべきだと指摘したという。(翻訳・編集/山中)