浦和レジェンドFWが明かすACL優勝の要因 試合後に呼び止めた二人の選手とは?

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AFCオフィシャルレポーターを務めた永井、試合後に公式ツイッターに動画で登場

 J1浦和レッズが25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦、本拠地アル・ヒラル戦で1-0と勝利。

 クラブとしては、2007年以来、10年ぶりのアジア王者に輝いた。試合後、AFC(アジアサッカー連盟)公式ツイッターの日本語版で動画が公開され、浦和のレジェンドFWが勝利のポイントを語り、スタンドの観客に向けて挨拶をしている二人の選手を止めてやり取りする場面も収録されている。

 激闘の余韻冷めやらぬなか、見事に栄冠を手にした浦和の選手らが観客に挨拶。スタンドから大声援が飛ぶゴール裏に立っていたのは、元浦和のエースFW永井雄一郎だ。浦和がアジア初制覇を成し遂げた際、決勝でゴールを決めた男はAFCオフィシャルレポーターを務め、この日の大一番を振り返った。「浦和レッズが優勝しました」とまず祝福すると、勝敗を分けたポイントを次のように語っている。

「見事にホームで1-0としっかり勝ちきって優勝。このスタジアムと雰囲気は最高です。この最高の瞬間に立ち会えて嬉しく思います。アウェーゴールの利が出ていた。相手も結構焦りが出て、疲れも出て、そのなかでラファエル・シルバ選手の決勝ゴールで、気持ちよく優勝が決まって良かったです」

 そう総括した直後、挨拶周りをする選手らが徐々に接近。永井は「誰が気付いてくれるかな」と漏らすと、集団の中からある選手を見つけて声を張り上げた。

「何か一言!」で止まったのは同じ79年組

「ヒラ! 何か一言!」

 真っ先に声を掛けたのは、38歳の平川忠亮だ。現在のチームで2007年の優勝を知るのは、平川とキャプテンの阿部勇樹の二人のみ。そして、永井と同じ1979年組でもあるベテランMFを呼び止めると、平川は笑顔を浮かべながら「自分も嬉しいっす! ありがとうございます!」と力を込めた。

 その直後、永井は「阿部ちゃん!」と、優勝当時を知るもう一人の男を呼び込んだ。率直な思いを訊こうとマイクを傾け、阿部は「本当に嬉しい。みんながパワーを注いでくれた。10年前も嬉しかったけど……やっぱり嬉しい」と胸中を明かしている。

 二人の話を訊き終えた永井は至福の表情を浮かべていたが、一度目は選手として、二度目はレポーターとして味わった優勝の味は、また甘美なものだったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【動画】AFC公式ツイッター日本語版で公開、試合後に永井雄一郎が平川、阿部に声を掛ける様子


AFC公式ツイッター日本語版で公開、試合後に永井雄一郎が平川、阿部に声を掛ける様子