決勝点を奪った浦和レッズFWラファエル・シルバ

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[11.25 ACL決勝第2戦 浦和1-0アルヒラル 埼スタ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は25日、決勝第2戦を行い、10年ぶりのアジア王者を目指す浦和レッズがアルヒラル(サウジアラビア)をホームに迎えた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半43分にFWラファエル・シルバが決勝点を奪った浦和が1-0の完封勝利を収め、2戦合計2-1として07年以来、10年ぶりのアジア王者に輝いた。

 18日のアウェー戦を1-1のドローで終えた浦和は、同試合から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。システムは4-2-3-1を採用し、GKに西川周作、最終ラインは右からDF遠藤航、DF阿部勇樹、DF槙野智章、DF宇賀神友弥、ボランチにMF柏木陽介とMF青木拓矢を並べ、2列目は右からFW武藤雄樹、MF長澤和輝、R・シルバ、1トップにはFW興梠慎三を配置した。[スタメン&布陣はコチラ]

 勝利、もしくは0-0の引き分け(1-1の場合は延長戦)で07年以来、10年ぶりのアジア王者に輝く浦和は、試合開始早々にゴールを脅かすが、PA内に持ち込んで放った長澤のシュートはゴール左に外れた。さらに同8分には高い位置でボールを奪った長澤がミドルレンジから狙うも、シュートはGKアルムアイウフの守備範囲に飛んでしまう。

 その後はアルヒラルにボールを保持される時間こそ長いものの、集中を切らさない守備で好機を作らせず。だがボールを奪えば素早い攻守の切り替えでゴールに迫ろうとするが、相手の激しい守備に遭って浦和もフィニッシュまで持ち込めない時間帯が続いた。前半26分には中央でボールを受けたMFサレム・アルダウサリに宇賀神がかわされてミドルレンジから放たれるも、強烈なシュートは枠上に外れ、さらに同42分にはFWオマル・ハルビンとのパス交換からMFニコラス・ミレシにPA内への進入を許すがシュートはゴール右に外れて難を逃れた。

 スコアレスのまま後半を迎えると同2分、左サイドから宇賀神が送ったクロスの流れから、最後はR・シルバが右足で狙うもゴールマウスを捉え切れず。その後はアルヒラルに押し込まれる時間帯が続き、同14分にはCKの流れから最後はPA内でミレシにシュートを放たれるが、西川がきっちり反応してボールを抑えた。同28分には浦和がゴールを脅かすが、柏木のFKから興梠がドンピシャのタイミングで放ったヘディングシュートはアルムアイウフの好セーブに阻まれてしまう。

 後半29分には浦和ベンチが動き、宇賀神に代えてDFマウリシオを投入。すると同33分、MFサレム・アルダウサリが2度目の警告を受けて退場し、浦和が数的優位に立った。その後も1人少ないアルヒラルに押し込まれ、浦和は守備の時間が長くなったものの、同43分に武藤の縦パスに反応したR・シルバが強烈な右足のシュートを突き刺して浦和が1-0の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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