前線でボールをキープする興梠。攻守にわたる働きを見せた。(C) SOCCER DIGEST

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 AFCアジアチャンピオンズリーグは11月25日、浦和レッズ対アル・ヒラルの決勝第2戦が19時15分にキックオフされている。

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 敵地での第1戦を1-1で引き分けた浦和は、この第2戦で勝利はもちろん、0-0の引き分けでもアウェーゴール数で勝り、10年ぶりのACL優勝が決まる。

 浦和は、第1戦と同様の先発布陣で、GKは西川周作、DFは右から遠藤航、阿部勇樹、槙野智章、宇賀神友弥。中盤は1ボランチに青木拓矢、2列目は右から武藤雄樹、柏木陽介、長澤和輝、ラファエル・シルバ。1トップには興梠慎三が起用されている。

 試合は開始1分に、長澤が相手の虚を突き、左足のシュートを放つが、惜しくも枠を外れる。浦和は前線から積極的な守備を仕掛けながらも、流れを見ながら自陣に守備ブロックを構築する落ち着いた試合運びを見せる。

 7分には再び敵陣でボールを奪った長澤が左足で強烈なシュートを放つが、相手GKの正面を突いた。

 アグレッシブな姿勢を見せる浦和だが、対するアル・ヒラルもゴール前の堅守と個々の高い技術で、容易には浦和にペースを渡さない。25分にはアルダウサリがペナルティエリア手前からミドルシュートを放つがわずかにクロスバーの上を越えた。

 37分、浦和は宇賀神からグラウンダーの鋭いアーリークロスが送られるが、興梠はうまく合わせられない。逆に41分、浦和は中盤でのミスからアル・ヒラルのカウンターを受け、ゴール前に攻め込まれると、ミレシにフリーでシュートを放たれるが、これは枠を外れた。

 前半は互いに相手の堅守を崩せず、0-0で終了した。

 後半、浦和はメンバー交代なくスタート。46分、浦和は柏木を中心としたパス回しから最後はR・シルバがシュートを放つが枠を捉え切れない。

 開始早々の浦和の攻勢を凌いだアル・ヒラルは、次第にボールを支配し、浦和陣内に押し寄せる。再三ピンチを迎える浦和だが、守備陣が身体を張った守備を見せ凌いでいく。

 60分過ぎ、浦和はカウンターから柏木が抜け出し、敵陣を単独突破するが、シュートを撃ち切れない。

 68分、アル・ヒラルはアルファラジに代えて、切り札のアルカフタニを投入して勝負に打って出る。浦和はその直後、R・シルバのキープから回り込んだ宇賀神のクロスに、武藤が頭で合わせるがGKにキャッチされる。今日一番の形が生まれた浦和だが、チャンスを活かしきれない。

 さらにアル・ヒラルのゴール前に押し込んだ浦和は73分、柏木のFKから興梠が決定的なヘディングシュートを放つが、相手GKの好セーブに阻まれる。直後の槙野のシュートも止められてしまった。

 74分、浦和は宇賀神に代えてマウリシオを投入。マウリシオがCBに入り、槙野が左SBに入った。

 そして78分、遠藤が激しいタックルで倒されると、ファウルを犯したアルドウサリにこの日2枚目のイエローカードが提示され、退場処分となる。浦和が数的優位に立つ。84分、浦和は興梠に代えてズラタンを投入する。

 迎えた88分、浦和は後方からのボールの競り合いからセカンドボールを拾ったR・シルバが抜け出し、GKとの1対1を制して豪快にゴールに蹴り込んだ。浦和がついに均衡を破り、先制点を挙げる。

 そして後半アディショナルタイムの4分をしっかり守り切った浦和が、1-0でリードしたまま試合終了。浦和が2戦合計2-1として、10年ぶり2度目のアジア制覇を達成した。

 浦和は、12月6日にUAEで開幕するクラブ・ワールドカップに出場する。