金時山山頂からは箱根町とその向こうに芦ノ湖が見える。右手にある富士山までパノラマで絶景を望めるのがこの山の魅力

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山歩きを始めた人にとって、慣れてきたら登りたい山の代表格が「金時山(きんときやま)」だ。人気の理由は、最高の“富士山の展望台”だから。昔話でおなじみの金太郎伝説発祥の山であり、箱根山の北西部に位置、神奈川県と静岡県にまたがる。日本三百名山の一つで、この山歩きはまだ慣れていない人にはやや難易度高めのコースとなる。今回はそんな金時山の山歩きを詳しくご紹介。

乙女峠バス停から富士山の姿が。バス停は、東京駅から小田急箱根高速バスで約2時間

都内からは高速バスを使って、コーススタート地点の乙女峠バス停へ。コース中は、滑りやすい赤土や岩場、木の根をつかまないと進めない場所もあり、トレッキングシューズは必須。できれば手袋やステッキなども装備しておきたい。山頂からは富士山の絶景を見ることができる。帰りは箱根町に下りて、名湯に浸かるのもよし。登山ファンが何度も訪れる名山で秋の休日を過ごそう。

■ 金太郎の世界に浸りながら登りごたえある道を進むコース

(1)乙女峠バス停・・・スタート地点。バス停徒歩5分に登山口がある。

↓ 徒歩35分

(2)乙女峠・・・標高1005mの峠。近くには展望台があるのでひと休みを。

↓ 徒歩15分

(3)長尾山・・・標高1119mの山。道しるべがあるのでチェック。

↓ 徒歩35分

(4)金時山山頂・・・標高1212.5m。朝9:00頃まで、または雨が降った翌日は富士山の姿がくっきり!

↓ 徒歩15分

(5)公時神社分岐・・・公時神社方面に下るか、仙石原に出るかの分かれ道。

↓ 徒歩40分

(6)公時神社・・・金太郎のモデルとなった坂田金時をまつる神社。毎年子供の日には「公時まつり」を開催。

↓ 徒歩5分

(7)金時神社入口バス停・・・ゴールは国道138号沿いにあるバス停。毎時20分に強羅行があるので時間を合わせて下るとよい。

■ 旅のひと休みは峠の茶屋の伏流水でいれたコーヒーでゆるり

東京からの約2時間のバス旅を終え、登山前のひと休みとして、スタート地点でちょっとひと息。乙女峠バス停すぐそばの「乙女峠 ふじみ茶屋」では、地下380mから箱根山の伏流水「ふじみの水」をくみ上げて、コーヒーをいれる。おいしいだんごも一緒に食べて、登山前の腹ごしらえをしよう。

金太郎伝説の地・金時山を歩く本コース。山歩きガイド本「ラクちん!東京から行く 絶景山歩き&ハイキング」では、登山初心者から中級者までレベルごとに多彩なコースをご紹介。ぜひチェックして、お気に入りの山で過ぎ行く秋を感じよう。

■金時山おすすめコース/乙女峠バス停→金時山→金時神社入口バス停/所要時間:約2時間25分/歩行距離:約5.0km(東京ウォーカー(全国版)・東京ウォーカー編集部)