ドルトムントを指揮するボス photo/Getty Images

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25日に行われるブンデスリーガ第13節、ドルトムントとシャルケのルールダービーは非常に特別なゲームとなるだろう。因縁のダービーマッチなのはもちろんだが、この試合の結果次第ではドルトムントの指揮官ピーター・ボスが解任されるかもしれない。

今季から指揮を執るボスは開幕直後こそロケットスタートを切ったが、徐々にチームの弱点が露呈。高い最終ラインの裏を突かれるケースが増え、失点が止まらなくなっている。今のところボスは守備が崩壊している問題を修正することができていない状態で、リーグ戦では5位へ転落。チャンピオンズリーグでもグループステージ敗退が決定している。シャルケとのダービーマッチにも敗れたとなれば、さすがにクラブも厳しい判断を下すことになるだろう。

英『Daily Mail』は「敗れれば確実にボスは解任されるだろう」と伝えており、このダービーマッチがラストゲームになってしまう恐れもある。しかも対戦相手のシャルケは9月23日にホッフェンハイムに敗れて以降、1度も黒星がない。チーム状態が良いのは明らかにシャルケの方で、前節もシュツットガルトに敗れたドルトムントとは状況が異なる。

先日には香川真司などを発掘してきたスカウトのスヴェン・ミスリンタト氏がクラブを去り、アーセナルへ向かうことが発表された。同氏のスカウトはチームにとって1つのベースだっただけに、衝撃は大きい。同メディアはミスリンタト氏のアーセナル行き、ボスまで解任となればユルゲン・クロップが築いた1つの時代が終わるかもしれないと危惧しており、ドルトムントにとってルール・ダービーは重要だ。同メディアもルールダービーに勝利すれば悪い流れを忘れるかもしれないとポジティブな期待をかけているが、ボスはシャルケを撃破してクラブとサポーターを落ち着かせることができるのか。クラブの今後を占ううえでも今回のダービーマッチは極めて重要なゲームとなる。