J初代得点王のアル・ヒラル監督が攻撃サッカー宣言 「ポゼッションは我々のスタイル」

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ディアス監督が第2戦のプランを明言「ボールを保持して、主導権を握る」

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝第2戦を翌日に控え、アル・ヒラル(サウジアラビア)のラモン・ディアス監督は前日記者会見で「初戦と同様に戦う」と“不変”宣言。

 浦和レッズと対戦する25日の大一番を前に、攻撃サッカーの哲学を語った。

 元アルゼンチン代表ストライカーのディアス監督は、1993年のJリーグ開幕時に横浜マリノス(現・横浜FM)でプレー。初年度の得点王を獲得し、ベストイレブンにも輝いた。そうした記憶から「日本では多くの人から愛を受けた。同じように、私も日本人に愛情をもって接したい」と、“親日コメント”を残している。

 しかし、ことサッカーの話になれば、攻撃サッカーを宣言した。18日の初戦では、浦和にアウェーゴールを許す1-1の引き分けで終えたものの、攻撃回数やボールポゼッションでは圧倒する試合展開だった。

「ポゼッションは私たちのスタイル。攻守にハイ・インテンシティーでプレッシャーをかける。ボールを保持して、主導権を握る。初戦と同様に戦う」

「アル・ヒラルはグループだ」

 また、初戦でブラジル人FWカルロス・エドゥアルドが負傷交代のアクシデントに見舞われ、左膝の前十字靭帯断裂で戦線離脱となった。その影響についても「たしかに彼はこのカップ戦でもリーグ戦でも重要な選手だが、アル・ヒラルはグループだ。どの選手も選ばれれば良いパフォーマンスをする準備ができている」と自信を口にしている。

 10年ぶりのアジア王者を目指す浦和に、最後の壁として立ちはだかる初代Jリーグ得点王は、6万人の“完全アウェー”となる埼玉スタジアムでも攻撃サッカーを貫く構えだ。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images