国内外で認められたタイを代表するストライカーがJ参戦を果たすか。今後の動きが気になる。 (C) Getty Images

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 タイ・プレミアリーグのムアントン・ユナイテッドでプレーするストライカー、ティーラシン・デーンダーについて、川崎フロンターレが獲得に関心を示していると、『FOX Sports Asia』が報じている。

 29歳のティーラシンはタイ代表のエースストライカーであり、ムアントンでも背番号10としてチームに3度のリーグタイトルなどをもたらした他、個人でも得点王、MVPに輝くなど、同国を代表する選手である。
 
 2007年にはイングランドのマンチェスター・シティに加入。労働ビザの関係でトップチームでのプレーは叶わなかったものの、スイスのグラスホッパーやスペインのアルメリア(14-15シーズン)にも所属し、後者ではコパ・デル・レイでゴールも挙げており、タイ・サッカーの欧州進出の先駆け的存在としても名を残している。
 
 今季、AFCチャンピオンズリーグでは、グループステージで鹿島アントラーズ、決勝トーナメント1回戦では川崎フロンターレと対戦。ティーラシンは鹿島戦の1試合、川崎戦では2試合で素晴らしいゴールを決め、その存在を日本のファンにも知らしめた。
 
 タイで最高の選手といわれ、国際経験も十分、そして国内リーグで今季14得点を記録するなど活躍を見せているティーラシンの移籍の可能性について、ムアントン・Uの広報は『FOX Sports Asia』に対して以下のように語ったという。
 
「我々のチームの何人かの選手に、Jリーグのチームが興味を持っているのは確かだ。しかし、まだ何も決まっていない」
 
 現時点では具体的な名前や詳細について、明かすことは何もないとムアントン・U側は声明を出しており、今後の動きが注目される。
 
 移籍が実現すれば、現在Jリーグで2位につけており、来季のACL出場権獲得の可能性が高い川崎にとっては、大きな補強となると思われる。今夏、ムアントン・Uからコンサドーレ札幌に加入した「タイのメッシ」チャナティップ・ソングラシンに続いて、2人目の同国のスターが日本に到来することになるのだろうか。