日本ハムの清宮幸太郎【写真:Getty Images】

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今季の12球団「21」の顔ぶれは? 7球団競合の怪物は「清宮色」に染められるか

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手の背番号が「21」に決まったと発表された。事前に「1」「11」など噂されていたが、実際には意外とも言える番号だった。今季、12球団の「21」を見ると、それもうなずける。

広島 中崎翔太
阪神 岩田稔
DeNA 今永昇太
巨人 吉川光夫
中日 岡田俊哉
ヤクルト 松岡健一

ソフトバンク 和田毅
西武 十亀剣
楽天 釜田佳直
オリックス 西勇輝
日本ハム 武田久
ロッテ 内竜也

 共通するのは、全員投手であること。日本ハムでも清宮の前は長年、クローザーとして活躍していた武田久が背負っていた。左のエースナンバーと位置づけるところもあり、一般的に投手が着け、かつ、格の高い番号のイメージが強い。

高校時代は「19」「8」も背負った清宮、松井秀喜は「55」を長距離砲に定着

 清宮自身、早実では入学当初の1年春は「19」、センターにコンバートされた2年春は「8」を着けたことはあるが、代名詞となっていたのは「3」だった。

日本ハムは大谷翔平を二刀流として育成、ソフトボール出身の大嶋匠を指名するなど、既成にとらわれない球団作りをしている。背番号に関しても、今季は斎藤佑樹を野手番号の「1」、岡大海をエース番号の「18」とするなど、目立っていた。

 史上最多とされる高校通算111本を放った清宮。規格外の存在として従来にない発想で「21」を託された。かつては松井秀喜が当時、特定のイメージがなかった「55」を着け、長距離砲の番号として定着させてきた。

 高卒史上最多タイの7球団競合の末に入団した怪物は、投手番号のイメージを「清宮色」に染め、プロ野球界に新たな「21」の歴史を作れるか。背番号からもまた、一つの物語が生まれそうだ。