蕎麦を愉しむには一にも二にもまずはせいろが旨い店に行くべし。吟味した原料と手打ちならではの香りと美味を味わいに、電車を乗り継いでも行きたくなる東京都内の店を厳選。エレガントで滋味深い、せいろの魅力ココにあり!

しろうの天せいろ(そば/表参道)

天せいろ 1680円

大人がゆるりとくつろげるこちらは、オーナーの蕎麦好きが高じて日本料理店から転向した店。その道40年の蕎麦打ち名人・永山寛康さん監修の本格手打ちが味わえる。 粗挽き粉を使った風味豊かなせいろは基本的に二八で打つが、その日のおすすめや蕎麦粉の状態により十割や外一でも提供。ほかにも挽きぐるみを中太打ちした田舎風など、挽き方と打ち方が異なるさまざまな味わいを堪能できる。どこか懐かしい和空間に身をゆだねる時の流れもまた愉しく、蕎麦前で一献もよし。大切な人を連れて行きたくなる店だ。

出典: matomeshi.jp

東京都渋谷区神宮前3-5-1 [TEL]03-5414-2311 [営業時間]11時半〜22時(21時LO)※ランチタイム有 [休日]木 [席]1階カウンター6席、テーブル8席、個室2名×1室、6名×1室、2階小上がり座敷20名、計42席(※中学生未満は入店不可)/全席禁煙/コース注文時のみ夜の予約可/カード不可/サなし [交通アクセス]地下鉄千代田線ほか表参道駅A2出口から徒歩6分

手打ちそば 神楽坂 大川やの穴子天せいろ(最寄駅:神楽坂駅)

穴子天せいろ 1900円

蕎麦は十割と粗挽きの二八。「常陸秋そば」を玄蕎麦で仕入れて真空保存し、使う分だけ石臼挽きで自家製粉している。 十割でもツルッとしたのど越しとふくよかな甘み・香りの両立を実現させたのは、粗めに挽いた粉と微粉を独自に合わせているから。厚削りと粉砕の鰹節から取るダシのまろやかなつゆとのバランスも秀逸。シンプルゆえにごまかしが利かない蕎麦の真髄をとくと味わいたい。

出典: matomeshi.jp

東京都新宿区神楽坂6-25 [TEL]03-3269-5011 [営業時間]11時半〜14時LO、18時〜21時LO、日11時半〜15時 ※ランチタイム有 [休日]祝・月 [席]1階カウンター6席、テーブル4席、2階テーブル6席、計16席/全席禁煙/予約可/カード可/サなし、夜のみお通し500円別 [交通アクセス]地下鉄東西線神楽坂駅1番出口から徒歩1分

嘉一の三色もり(最寄駅:浜松町駅)

三色もり 1300円

変わり蕎麦を得意とする店の中でも、とりわけここの柚子切りはいい。高知産の柚子の皮のみをペースト状にし、きめ細やかな更科粉にたっぷりと打ち込んだその姿は、自然のままの黄色が目にも鮮やかだ。「これだけ多くの柚子を使うのはあまりないんじゃないかな」と店主の高塚さんが胸を張る通り、手繰ればふわっと広がる柑橘の香りが実に爽やか。冬の収穫時にまとめて柚子を仕込み、徹底した管理で保存しているのでほぼ年間を通じて味わえる。北海道を主体に各地から吟味した蕎麦粉を二八で打つせいろ、野趣あふれる太打ちの田舎とセットになった「三色もり」で、ぜひ食べ比べを。

出典: matomeshi.jp

東京都港区浜松町2-1-16 svax競咼1階 [TEL]03-5777-1212 [営業時間]11時半〜14時、17時〜22時半(21時40分頃LO)※ランチタイム有 [休日]土・日・祝 [席]テーブル24席、個室最大8名、計32席/昼は全席禁煙/夜のみ予約可/カード可/サ8%(消費税分として)、夜のみお通し500円別 [交通アクセス]都営大江戸線大門駅A1出口から徒歩2分、JR山手線ほか浜松町駅北口から徒歩3分

生粉打ち 花乃蕎麦の親子とじせいろ(最寄駅:人形町駅)

親子とじせいろ(二段盛り) 1080円

十割にこだわり、アルカリイオン水で打つ蕎麦はしなやかなコシと清々しい香りだ。 おすすめは鶏肉と野菜を甘辛く煮て卵でとじたつけ汁で味わう「親子とじせいろ」。その旨さもさることながら、「生粉打ち(十割)にこだわり続けたい。だからめげないよう店名にして気合いを入れてるんです」とはにかむ彼女の懸命な姿勢も、この店が愛される所以だろう。

出典: matomeshi.jp

東京都中央区日本橋堀留町1-6-5 ETビル1階 [TEL]03-5641-6938 [営業時間]11時〜14時(13時半LO)、17時半〜21時(20時半LO)、土11時〜14時(13時半LO)、17時半〜20時半(20時LO)※ランチタイム有 [休日]日・祝 [席]テーブル16席、小上がり座敷4名、計20席/全席禁煙/予約可/カード不可/サなし [交通アクセス]地下鉄日比谷線ほか人形町駅A5出口から徒歩4分

鴨蕎麦 尖|とつの鴨蕎麦(最寄駅:自由が丘駅)

鴨蕎麦(玄蕎麦・丸抜きのそば2種、鴨汁、ロースト鴨肉) 1550円

多くの客が口を揃えるその最大の特徴は「味わったことがないような鴨汁の濃厚さ」。なるほどドロリとしたつけ汁はデミグラスソースのようなコク。鴨で取ったダシに宗田節、鯖節、ハマグリ、煮干しなど複雑に織り成す和の旨みを加え、4種の醤油で統一感のある絶妙な味にまとめている。 合わせる蕎麦は随時産地を変える2種。玄蕎麦と丸抜きを石臼挽きで自家製粉し、玄蕎麦は二八、丸抜きは九一、どちらも極細で打つ。最初はそのまま塩とわさびで、その後に鴨汁につけて手繰れば、鴨の奥深さと蕎麦の香りが相まって想像を超える旨さ。別盛りの鴨肉3種も絶品だ。

出典: matomeshi.jp

東京都目黒区緑が丘2-25-17 T‐oneビル104 [TEL]03-6421-4832 [営業時間]11時半〜蕎麦が無くなり次第終了、18時〜原則22時(蕎麦が無くなり次第終了)※ランチタイム有 [休日]月 [席]カウンター6席、計6席/全席禁煙/予約可(夜は要予約、土・日・祝は不可)/カード不可/サなし [交通アクセス]東急東横線ほか自由が丘駅北口から徒歩4分

蕎堂 壮のしゃもせいろ(最寄駅:経堂駅)

しゃもせいろ 1296円

蕎麦は会津産など厳選した蕎麦の実を店内の石臼で毎日5〜6時間かけ滑らかな微粉になるように挽き、香りと甘みを存分に愉しめる九一で打っている。みずみずしくしっかりとしたエッジがあり、コシも十分だ。冬限定の「しゃもせいろ」は、有名地鶏「青森シャモロック」を使う逸品。つゆにはタタキ風に仕上げたパンチのある旨みのシャモがふんだんに入り、蕎麦との相性も文句なし。和食出身の中村さんならではのつまみも秀逸で、気軽に通える一軒だ。

出典: matomeshi.jp

東京都世田谷区経堂2-5-14 [TEL]03-4285-6395 [営業時間]17時〜23時(22時半LO) [休日]月 [席]1階カウンター7席、テーブル8席、2階座敷最大6名、計21席/全席禁煙/予約可/カード不可/サなし、お通し324円別 [交通アクセス]小田急線経堂駅北口から徒歩4分

手打そば 小菅の鴨汁せいろ(最寄駅:目黒駅)

鴨汁せいろ 1500円

香りのよさはもちろん、澄んだ緑色が見た目にも美しいせいろだ。また、つゆにも並々ならぬ力を入れる。かえしには砂糖を一切使用しない。枕崎産の鰹節や日高産昆布、干しシイタケでとったダシを湯煎で半分以下になるまで煮詰めることで生まれる、自然な甘みを生かすのだ。蕎麦湯を注げば、ダシの繊細な風味がさらにきわ立ち、その真価を発揮する。最後まで香りを愉しませる一枚だ。

出典: matomeshi.jp

東京都目黒区目黒1-5-16 アイワビル地下1階 [TEL]03-3491-2132 [営業時間]11時半〜15時(14時半LO)、17時半〜22時(21時半LO)、日・祝は12時〜15時(14時半LO)、17時半〜21時(20時半LO)※ランチタイム有 [休日]月 [席]カウンター6席、テーブル4席×3卓、小上がり4席×2卓 計26席/全席禁煙/夜のみ予約可/カード可/サなし、アルコール注文の場合のみお通し代600円別 [交通アクセス]JR山手線目黒駅西口から徒歩3分

手打ち蕎麦 うじいえの天せいろ(最寄駅:町屋駅)

天せいろ 1750円

ダシの取り方に心を注ぎ、せいろ用は本枯節のみを使い、かえしと合わせて1〜2週間寝かせることでカドが取れたまろみになるようにしている。温かい蕎麦は宗田節に羅臼昆布などで取った上品なダシを。それら手間を惜しまない仕事は真摯な蕎麦の味にも表れている。

出典: matomeshi.jp

東京都荒川区町屋3-5-13 [TEL]03-6807-8538 [営業時間]11時半〜14時、17時半〜22時(21時半LO)※ランチタイム有 [休日]月、第2火 [席]カウンター7席、個室テーブル最大10席、計17席/全席禁煙/予約可/カード不可/サなし、夜のみお通し200円別 [交通アクセス]地下鉄千代田線ほか町屋駅1番出口から徒歩6分