上田の“一瞬の判断”がカギとなった(撮影:米山聡明)

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<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目◇24日◇宮崎カントリークラブ(6,448ヤード・パー72)>
宮崎カントリークラブにて行われている最後のメジャー「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」はグリーンが高麗芝、グリーン周りにティフトン芝が使われているなど、他の3つの公式戦とは違うセッティングの中での戦いとなる。それだけではない。ツアーで唯一、4日間1WAY2サム(全選手が1番ティからスタート。2人で1組)で行われる。そういった違いもある。
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その難しさを語るのが上田桃子。「簡単なホールはないのに、通常の3人ではなく2人なのでプレーが普通より速い分、短い時間での決断力が求められる。そこが難しいですね。時間をかければできそうなところでも、一瞬の判断でプレーしなければならない」。ましてや初日は風速6.2mの強風。初日の後半の3連続ボギー、最終ホールのダブルボギーはそんな瞬時の判断が求められる中で「読み間違いがあった」ことから起こってしまった。その結果1オーバー・13位タイと序盤のチャージを活かせなかった。
そんな中、2日目のこの日は「今日は昨日ほど風が吹いていなかった」とは言え、2人しかいないノーボギーでの好ラウンド。トータル1アンダーの7位タイに浮上した。だが、それに気づいたのは終わってからだった。「感覚的には2つくらいボギーを打った感じでした。短いのを外したところもありましたから。そのくらい考えている間がなかった」。そこまで目の前の1打に集中していたということだろう。もちろん、判断に大きな間違いが無かったことは結果が物語っている。
もうひとつ、この日の上田は“一瞬の判断”で良くなっていたことがある。それは朝の練習での修正。「昨日風が強くてタイミングが早くなっていた。それを直そうと、トップを深く入れようとしたらタイミングがまた合わなくなって…」。スプーン、そしてドライバーの球が右に出ていた。それを4〜5球打った段階で「アッパースイングっぽくなっていたので、ダウンブローで打つようにしたらよくなった」と即座に修正。球数、時間が限られる中でしっかりとコンディションを整えて、1番のティショットから持ち球の綺麗なドローを放っていた。こういった対応力も上田の強さの1つだ。
「上は伸ばすと思う。明日どれだけ縮められるか、ですね」。独走するトップのテレサ・ルー(台湾)との差は7打。明日までの限られた時間で頭をフル回転させ、ムービングデーで一気に迫る。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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