浦和監督、ACL制覇へ“鉄のカーテン”で勝利宣言 「全ての人が喜び合う瞬間を作りたい」

写真拡大

第1戦は敵地で1-1ドロー、10年ぶりアジア制覇へ「本当の浦和レッズの姿を示したい」

 浦和レッズの堀孝史監督は24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2戦を控えて前日記者会見に出席。

 「浦和レッズに関わる全ての人が喜び合う瞬間を作りたい」と意気込む一方で、アル・ヒラル(サウジアラビア)を相手にしたゲームで、アラブメディアの質問に対しては短い答えで終わらせ、多くを語らなかった。

 浦和は現地時間18日に敵地で行われた初戦をアウェーゴールを含む1-1で乗り切り、ホームに戻ってきた。堀監督は会見冒頭で「アウェーでの初戦は非常に厳しい戦いでしたが、選手の頑張りと現地に来てくださったサポーターの皆さん、日本で応援してくださった多くの方々の後押しもあり、明日の試合につながる結果を得られたと思います。まずはそのことに感謝しています」とコメント。敵地に駆け付けた約250人のサポーターと、国内からの応援に改めて感謝の意を示した。

 その上で、ゲームについては「明日の試合も難しい戦いになると思いますが、今回はホームの埼玉スタジアムで戦える。ファン・サポーターとともに戦って、本当の浦和レッズの姿を示したいと思います。第1戦の戦いを踏まえてしっかり準備をしてきましたので、明日はしっかり戦って、浦和レッズに関わる全ての人が喜び合う瞬間を作りたいと思います」と、意気込みを口にした。

アラブメディアの質問には言葉少なめに対応

 しかし、質疑応答に入ると、アラブメディアからの質問には短い言葉のみで応じた。初戦でゴールを決めるも、右足首を痛めて負傷交代したFWラファエル・シルバの状態について問われると、「通常のトレーニングメニューを消化している状態です」と回答。さらに、第2戦の戦術についても「浦和レッズらしい戦いをホームで見せたいと思います」と話すにとどめ、多くを語らなかった。

 情報戦の意味合いもある前日会見で、3日間連続の非公開練習を続けてきた指揮官はその“鉄のカーテン”を緩める素振りを全く見せない。完全な集中モードに入っている堀監督は、明日のピッチでどのようなチームを送り出し、10年ぶりのアジア王者を奪いにかかるのだろうか。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images