中朝国境の鴨緑江に架かる中朝友誼橋=(聯合ニュース)

写真拡大

【東京、北京聯合ニュース】中国遼寧省丹東と北朝鮮の新義州を結ぶ鉄橋「中朝友誼橋」が12月中旬に一時閉鎖されることが24日、中朝国境の消息筋の話で分かった。

 同筋によると、中国当局は24日から中朝貿易の主要ルートであるこの橋を一時閉鎖すると通知していたが、閉鎖を12月に先送りした。現在、貨物を乗せたトラックが橋を通行しているという。一時閉鎖が延期された理由については「中朝が合意したためという程度しか分かっていない」と伝えた。

 別の消息筋は、橋は老朽化のため毎年定期的に補修されていると説明し、「延期されはしたが、一時閉鎖を通知したことそのものが北朝鮮への警告とも取れる」と述べた。また、中国の習近平国家主席の特使が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談できずに戻ってきたばかりの今、橋を閉鎖すれば中朝関係の悪化を印象付けかねないことから閉鎖を延期したとの見方を示した。

 日本の読売新聞は丹東の税関関係者の話として、中国政府当局が補修工事を理由に24日から中朝友誼橋の車道部分を10日間の予定で閉鎖すると報じ、中朝貿易を一定期間制限することで北朝鮮に圧力を加える意図があるようだと伝えていた。

 この橋は全長約940メートルで車道と線路が並行している。丹東は中朝貿易の7割が通過し、北朝鮮向け貨物の多くはこの橋を往復するトラックで運ばれている。