23日、中国の旅客機がこのほど、飲食店の厨房などから排出され排水溝や下水溝に溜まった油をろ過し精製した「下水油(再生食用油)」を加工して生産したバイオ燃料を使用して、中国で初めて大洋を越える商業飛行に成功したという。写真は海南航空機。

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2017年11月23日、中国の旅客機がこのほど、飲食店の厨房などから排出され排水溝や下水溝に溜まった油をろ過し精製した「下水油(再生食用油)」を加工して生産したバイオ燃料を使用して、中国で初めて大洋を越える商業飛行に成功したという。

米華字メディアの多維新聞によると、中国海南航空のHU497便(ボーイング787型機)が21日、「下水油」由来のバイオ燃料を使用し、北京から米シカゴまでを飛行した。

使用されたバイオ燃料は、シノペック(中国石油化工集団公司)傘下の鎮海煉化公司が生産したもので、「下水油」を原料とし、15:85の割合でジェット燃料と混ぜたものだという。中国の民間航空当局の許可を得ており、飛行の安全と効率が保証された上で省エネや排出削減に役立つという。(翻訳・編集/柳川)