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 シリーズ11回目となる今回は、大規模修繕工事にまつわる談合リベートについてお話ししたい。実は、この話題は既に「マンション大規模修繕で住民を食い物にする呆れた業界の実態」として、その実態と仕組みについて詳しく紹介させていただいている。

 にもかかわらず、ここでもう一度、談合問題を取り上げるのは、この問題がマンションの命取りになりかねない問題であるのに、事態が一向に好転していないからだ。

 今回は、二つのマンションの実例を通して、マンションに住む多くの方に危機感を持っていただき、力を合わせて悪しき習慣から住まいを守るきっかけとなることを期待し、予定していたトピックを延期して、この話題を取り上げることにした。

実態が明らかになっているにもかかわらず
一向に変わらない談合リベート体質

 私は、この業界の談合体質について10年以上前から問題意識を持ち始めたのだが、当初はなかなかその全容をつかめずにいた。

 ところが、ここ5年ほどで実際に談合に関わった当事者から話を聞く機会が多く与えられて、全体像がはっきりしてきた。その成果が2017年1月末に発売された、週刊ダイヤモンド2月4日号に掲載された「業者にだまされない マンション管理と大規模修繕 リベートから談合まで 知られざる大規模修繕の闇」だ。

 すると時を同じくして国土交通省が「大規模修繕の不適切コンサルタントに関する注意喚起」を各団体に通知。各種新聞やメディア、そしてNHK「クローズアップ現代+」でも特集が組まれた。そして、このダイヤモンド・オンラインの連載第6回にも書かせていただいた。

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