日本台湾交流協会台北事務所の沼田幹男代表(右)から勲章と勲記を手渡される劉金標氏(左)

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(台北 23日 中央社)秋の外国人叙勲で旭日中綬章を受章した劉金標氏への勲章伝達式が23日、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所代表公邸(台北市)で行われた。劉氏は自転車大手、ジャイアントグループの創業者。沼田幹男代表(大使に相当)から勲章と勲記を手渡された劉氏は「無上の光栄」だと喜びを語った。

劉氏は日本の多くの地方自治体とともに自転車を取り入れた地域振興を精力的に推進。巨大機械工業(ジャイアント)の董事長退任後は、自転車新文化基金会の董事長として自転車の社会的価値向上に尽力している。自転車を通じた日台の関係強化、友好親善に寄与したとして旭日中綬章が贈られた。

劉氏は伝達式後に報道陣の取材に応じ、サイクリングをスポーツや人との交流の手段にするライフスタイルは時代の潮流になっており、この点では台湾のほうが日本より進んでいると紹介。日本の自転車人口は多い一方、サイクリングイベントは相対的に少ないと指摘し、日台で交流を増やしていければと意欲を見せた。

沼田代表は式のあいさつで、劉氏が日本の地方自治体が自転車を地域振興に取り入れるのを支援したことに触れ、日台双方での自転車の社会的価値向上や地域振興における自転車の活用の促進に大きな意義があったと功労をたたえた。

(楊明珠/編集:名切千絵)