パウロ・ディバラ、セルヒオ・ブスケツ【写真:Getty Images】

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ユベントスとバルセロナの一戦で、ディバラ&ブスケッツが美技の“共演”

 サッカーの欧州最強クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の試合中に、2つの魅惑のプレーが誕生。名手ジネディーヌ・ジダンが得意とした「マルセイユルーレット」と、ネイマールらブラジル人選手の真骨頂である「シャペウ」の高等テクニックをCL公式インスタグラムが動画付きで紹介し、「まるで宝石のようなプレー」「美しきマスター」などと話題を呼んでいる。

 思わず目を惹かれる好プレーが飛び出したのは、CLのセリエA・ユベントスとリーガ・エスパニョーラ・バルセロナの名門対決だ。

 先に技を繰り出したのは、ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ。前半34分、敵陣に攻め込んだ24歳は、後方から強烈な縦パスを受けるもトラップが乱れてしまった。しかし、すかさず利き足の左足でふわりとボールを浮かせると、素早く反転。猛然と寄せてきたバルセロナのブラジル代表MFパウリーニョを軽やかにかわしてみせた。

 その後、2人に囲まれ、ゴールに直結するプレーとはならなかったが、元ブラジル代表MFロナウジーニョやブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)らが得意とする高等テクニック「シャペウ」を簡単に成功。英紙「テレグラフ」も、試合のテキスト速報で「ディバラが自ら回転してボールをコントロールするセンセーショナルなスキルを披露」と伝えた。

ファンは両者を称賛「ダンスを踊っているようだ」「ジダンに見えた」

 対するバルセロナの“見せ場”は、その6分後だった。自陣でボールを受けたスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツは、周囲を見渡してパスコースを模索。ユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチがプレッシャーをかけに来たところを、右足の足裏でボールを左にスライドさせ、すかさず反転しながら左足の足裏で進行方向にボールを動かす「マルセイユルーレット」で置き去りにした。現在、レアル・マドリードを率いるジダン監督が現役時代に愛用した美技を操り、味方にボールをつないでいる。

 わずか7分間の間に起こった2つの魅惑のプレーを、CL大会公式インスタグラムもそれぞれ動画付きで紹介している。

 今季リーグ戦12ゴールで得点ランク3位につけるディバラの「シャペウ」は再生回数44万回以上で、ファンも「セカンド・メッシ」「些細なプレーも一級品」「ダンスを踊っているようだ」「まるで宝石のようなプレーだ」と称賛。一方、ブスケッツの動画は再生回数58万回以上とディバラを上回り、「このポジションにおいては彼が世界最高の選手」「ジダンに見えた」「彼がこれだけ落ち着いてプレーしてくれることがバルサ最大の強み」「美しきマスター」とこちらにも技術を称えるコメントが多く寄せられた。

 両者が見せたプレーは、スコアレスドローに終わった試合に魅力を与える貴重なものになったと言えるかもしれない。