探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントはどこなのかも紹介。

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今回の依頼者は男性です。石山文博さん(仮名・40歳)は、IT関連企業に勤務する、超〜意識高い系の人物です。黒縁デカメガネ、サーモンピンクのパーカに、グレーのニットカーディガンをはおっています。アウトドアブランドのパンツを履き、足元はヴィンテージスニーカー。クラフトペーパー素材のビックサイズのクラッチバックから、リンゴのマークが付いたPCを華麗に取り出し、打ち合わせを開始しました。

「単刀直入に言いますと、妻が浮気しています。いや、そんなことは認めたくないし、言いたくないんですけど、確かにしています」

男性の依頼者様に多いのは、奥様が浮気をしたことを知っても、心の中ではその事実を受け入れず、認めず、さらにはなかったことにする人です。浮気した本人に事実を確認することも、問いただすこともできず、悩み抜いてから最終的に私たちのところにお見えになります。

「結婚10年、子供もいなくて、それなりに仲良くやって来たのに、何が悪かったのかと自分を責めたり悔しかったり。ウチの妻って、ホントに……なんというか特殊な魅力があって、男は絶対にハマっちゃうと思うんですよ。それに、俺は浮気していないのに、妻に先にされると、負けたって気がするじゃないですか。妻の浮気を知った1か月間、ホントに仕事が手につかなかったんです」

文博さんの口ぶりは断定的です。なぜ、奥様の浮気を確信したのでしょうか?

「いや〜。なんというか、通販サイトがきっかけなんですよ。今、ウチは何を買うにもネット通販なんですが、その前は百貨店系のカードを使って購入していたんです。妻は俺の家族カードを使ってたんですよね。それで、久しぶりにポイントがどのくらい残っているか確認したら、ほとんど0になっているんですよ」

貯まったポイントは、どこに消えたのか……

奥様は「ポイントは夫婦の共有財産だから、一緒に旅行に行こうね」と言ってくれていたのだとか。

「12〜14万ポイントくらいあったんですよ。あんなに貯まっていたのに0になっているので、ちょっとびっくりしました。引き換え履歴を確認すると、横浜のホテルのディナーコース付きお泊りプランや、熱海の温泉旅館の男女スパコースが付いた予約と交換されているんです。日付を確認すると、妻が出張に行ったり実家に泊まると言った日に、予約が入っているんです」

奥様は有名な建築関連の会社で一級建築士として活躍しており、地方出張することも多いと言います。

「男性的な職場にいるから、すごく男っぽくて、短髪で“押忍!”っていうようなタイプなんですよ。作業服やヘルメットがあんなに似合う女性はそういません。体もガッチリしていて、日に焼けていてカッコいいんです。剣道が強くて……僕たちは大学の時代劇研究のサークルで出会ったのですが、妻のカッコよさは群を抜いていました。『鬼平犯科帳』の長谷川平蔵を思わせる堂々とした眉毛と顔。殺陣のまねごとをしたときの立ち振る舞い、お酒をキューっと飲む姿……どれもこれも、カッコいいんです」

しかし、38歳の時に奥様は大きな病気をしてから、今までの生活とは少し変わってきたと言います。

「それまで、比較的禁欲的で節制した生活をしていました。たまに断食や筋トレをしていたのに、病気後から“いつ死ぬかわからないから”と言って、弾丸海外ツアーに出かけたり、絶景を観に行ったりしているんです。その延長線上に浮気があっても、仕方がないとも思う部分もあるんです。だって妻は30歳で結婚するまで一切の男性経験がなかったんです。だからこそ、浮気相手が気になるのかもしれない……どうか妻の浮気相手を突き止めてください」

高校、大学と体育会系の部活ばかりしていた奥様は、結婚するまでキスさえもしていなかった。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

西郷どんに似ている妻が、新大久保で韓流風のイケメンとデートで食べた肉は何人前?……〜その2〜へ続きます