男子ゴルフの豪州ツアーとワンアジアツアー共催、全豪オープン開幕を前に記者会見に臨むジェイソン・デイ(2017年11月22日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】次週バハマで開催される招待選手限定の大会で、待望のカムバックを果たす男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)について、元世界ランキング1位のジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)が「プレッシャーがない」トーナメントでの復帰は賢明だと話している。デイによれば、復帰に向けたウッズの状態はここ数年で最高だという。

 メジャー通算14勝を誇るウッズは、このところは度重なる腰の負傷に悩まされ、2015-16シーズンは休養。昨季も2月に手術を受けて以降は実戦から離れていたが、世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)や同2位のジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)ら、トップゴルファー18人が出場する次週のヒーロー・ワールドチャレンジ(2018 Hero World Challenge)でついに帰ってくる。

 豪州ツアーとワンアジアツアー共催の全豪オープン(Emirates Australian Open Golf 2017)の会場で、親交の深いウッズの復帰について答えたデイは「プレッシャーはゼロだ。17人か18人の大会だし、カットもない。それに確か去年の大会では、彼が一番多くバーディーを奪っている」と話した。

「インスタグラム(Instagram)で見るのと、本人から話を聞く限り、準備はできたようだ。そうであれば僕もうれしい。話を聞く限りでは、けっこう飛ばしているみたいだからね。そして、もしまっすぐ飛ばせているのであれば、僕らにとっては厄介なことになる。なぜなら彼はタイガー・ウッズだ。ここぞという場面でのパターは昔から絶品だし、面白い大会になると思う」

「彼と実際に話をしたけど、感触はここ数年で一番良いと言っていた。朝起きたときも痛みがないそうだ。最高のことだよ。彼に言ったんだ。『確かに、史上有数の選手になれたら最高だけど、当たり前だと思っている健康が失われて、幸せで健康な生活が送れなくなったらつらいよね』って」

「彼がどんな状況に置かれていたかはよくわかる。僕もときどき、朝目が覚めてからベッドを出るのに10分くらいかかることがあるんだ。でも彼の場合は痛みが3年も続いているし、すごくフラストレーションがたまるはずさ」

 昨シーズンのウッズは、2月のドバイ・デザート・クラシック(Omega Dubai Desert Classic 2017)を途中棄権すると、4月には4回目の腰の手術を受けたが、やがて練習風景の動画も投稿するようになり、自身の慈善団体が主催するヒーロー・ワールドチャレンジでの復帰を発表した。

 5月には、ウッズが自分との闘いを続けていることがわかる事件も起こった。道路脇に車をとめて熟睡しているところを発見されたウッズは、飲酒または薬物を摂取して車を運転した疑いで逮捕された。強力な鎮痛剤のヒドロコドンなど、5種類の薬物が体内から検出され、腰の痛みや睡眠障害に対処するため「専門家の助け」を受けていることを後に明かした。

 ウッズはその後、マイアミ(Miami)北部のパームビーチ郡(Palm Beach County)で司法取引を行い、保護観察期間中に大きな違反を犯さない限りは、収監されないことになっている。
【翻訳編集】AFPBB News