中華料理にその源流があるとはいえ、独自の発展を遂げた餃子は今や「日本食」といって差し支えない。そして、ラーメン以上に外国人にウケるポテンシャルを持っているのが餃子である

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フジサンケイグループや冷凍餃子最大手の味の素などがじわりと仕掛け始めた餃子ブーム。実は、餃子は外国人にウケる要素も揃っていて、ラーメンを超える大ブレイクを果たす可能性もある。(ノンフィクションライター 窪田順生)

立川餃子もテレビに登場!
餃子の激戦区はたくさんある

 先日、フジテレビの「みんなのニュース」を見ていたら、「特報」として「立川餃子」がデカデカと取り上げられていた。

「宇都宮餃子」とか、そのライバルとして最近注目を集める「浜松餃子」ってのは聞いたことがあるけど、立川餃子なんて聞いたことがないぞという方も多いかもしれない。

 番組によると、実は東京・立川というのはかねてから、「餃子の激戦区」として、餃子好きのみなさんに注目されてきたエリアだそうで、実際に「みんなのニュース」のVTRにも、遠方からわざわざわ餃子のために立川を訪れたという「餃子女子」が登場していた。
 
 この番組で紹介されていた餃子の人気店はどこもおいしそうで、行列に並んででも食べてみたいと心から思う一方で、ひとつ引っかかったことがある。

 餃子の「激戦区」として話題になっているのは、なにも立川だけではない。首都圏だけでも、日本の餃子発祥の地と言われる渋谷や、サラリーマンの街として無数の餃子店がひしめき合う新橋、「羽根つき餃子」発祥の地として知られる東京・蒲田、さらに「食費に占める中華料理支出額日本一」をうたい、餃子をPRにも活用している神奈川・川崎など数え上げればきりがない。

 なぜこのタイミングで「立川」にスポットライトを浴びせたのか。

 少し考えたらすぐにわかった。実は昨日から、立川駅からほど近い国営昭和記念公園で「餃子フェス2017」が催されているのだ。このイベントは、フジ系列のニッポン放送が主催している。報道番組なので、グループ企業が仕掛けるフェスを露骨にPRはできないが、「立川餃子がきてます!」とムードを盛り上げて、「援護射撃」するのは当然といえば、当然である。

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