23日の天気予報。

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きょう(木、勤労感謝の日)からあす(金)にかけては太平洋側と日本海側で天気の傾向が分かれます。
日本付近には太平洋側と日本海側の南北に2つの低気圧があり、それぞれ東へ進んでいます。太平洋側では南の低気圧が通過すると天気が回復する見込みで、西日本では5時時点で雨雲が抜けつつあります。回復が遅くなる関東でも昼過ぎには日差しが戻る見込みですが、伊豆諸島や房総半島など低気圧が接近する地域では激しい雷雨となる時間もありそうです。

一方、日本海側では低気圧と前線の通過に伴って広い範囲で雨が降っています。低気圧が抜けた後はまた強い寒気が流れ込むため、夜は標高の高い所から雪に変わるでしょう。北陸から北では再び積雪となる見込みです。また、北陸から山陰にかけては今夜から大気の状態が不安定になるので、落雷や突風など、荒れた天気にご注意下さい。

(気象予報士・佐藤 俊和)