<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 事前情報◇22日◇宮崎カントリークラブ(6,448ヤード・パー72)>
史上初めて賞金シードが最終戦までもつれた。23日(木)に開幕する「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で現在賞金ランク82位のキム・ヘリム(韓国)が優勝した場合、賞金ランク50位以内に入ることとなり、現在50位で今大会に出場しない大山志保(公傷制度適用中)が51位に押し出され、シードから漏れるからだ。

ヘリムは今年7月に行われた「サマンサタバサレディース」で日本ツアー初参戦初優勝し、来年の同大会まで1年間の出場権は手にしたものの、優勝した当時はLPGA会員ではなかったため、賞金はランキングに反映されず。
そのため、現在の獲得賞金は単年登録をした後に出場した「日本女子オープン」以降に獲得した賞金額のみ。加えてサマンサ-優勝後も韓国ツアーに並行して出場していたため、賞金ランク82位に甘んじているが、8,546,666円をたったの4試合で稼いだ実力は相当なもの。サマンサ-で共に最終組を回った上田桃子にして「自分から崩れる選手ではない。勝負にいかないと勝てない」と言わしめる強さがある。
加えて韓国メジャーを連覇するなど、「4日間大会は得意」と断言。「日ごろからトレーニングしているから体力に自信があります。3日目までに上位につけて残った力を最終日にぶつける。それが私の4日間大会のプランです」と口にしている。
最終戦に対しても同じ青写真を描いている。「今大会にここまで残してきた力を全て出して頑張りたい」。ところが、試合の力配分のバランスはいつもと違うようで、「宮崎カントリークラブはグリーンが固くて傾斜もある。パッティングがとても難しい。ただ今日の雨で多少ソフトになっていると思うので、明日思い切り伸ばして行きたい」。差しから逃げに戦法を変えて、序盤から一気に行く構えだ。
現時点ですでに来年のサマンサ-までの出場資格は得ており、来年も日本ツアーに出場することを明言。「来年は日本で活躍したいですね。そうなった場合、韓国の試合もでますが、スポンサーの方々と相談しながらスケジュールを上手く調整して日本の試合に結構出たいと思っています」。もちろん、最高のシナリオは今週で向こう3年の日本ツアー出場権を手にしてしまうことに他ならない。
尚、今季から新たにリランキング制度が導入され、賞金ランク51位から55位までの選手には前半戦出場権(リランキングまで)が与えられる。ヘリムが優勝した場合、賞金ランク55位の黄アルム(韓国)は56位に転落するが、前半戦出場権の獲得者は先週の「大王製紙エリエールレディス」終了時点で確定しているため、前半戦出場権を失うことはない。
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