ボル・ボル【写真:Getty Images】

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NBAで10年間プレーしたマヌート・ボルの息子ボル・ボルがオレゴン大へ進学

 米バスケットボール界で注目を集めている選手がいる。身長231センチの長身を誇り、世界最高峰のバスケットボールリーグ、NBAで10年間プレーしたビッグセンターの息子が大学バスケ入り。米メディアは「2018年における最大の注目株」と期待を寄せている。

 オレゴン大への進学を決め、2018年のNBAドラフト候補生として期待されるのがメイターデイ高校のボル・ボルだ。

 ボルの父親は、NBA史上最高身長の231センチを誇り、驚異的な手足の長さを生かしたブロックを武器に、ワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)やゴールデンステイト・ウォリアーズなどで10年間プレーしたマヌート・ボルだ。息子ボルは守備職人だった父親ほどのサイズはないが、18歳にしてすでに身長217センチに到達。鋭いスピンターンやレッグスルーダンクを繰り出すなど機動力とテクニックを兼備し、フィニッシャーとしても高い能力を秘めている。

 そんな有望株の元には、大学バスケ界の名門ケンタッキー大やデューク大もアプローチしていたというが、初代NCAAトーナメント王者の古豪オレゴン大への進学が発表された。米放送局「NBC」によれば、ヘッドコーチを務めるダナ・オルトマン氏は「ボル・ボルが我々の一員となることにワクワクしている。彼は格別なプレーヤーだ。特別なバスケットボールの歴史を歩み、家族に偉大なバスケットボールの家族がいる」と歓迎しているという。

海を渡ってスペイン紙も「ボル:マヌートの有望な息子」と注目

 有望なタレントの動向には、米国、そして海外メディアも熱視線を送っている。

 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「マヌートの息子、ボル・ボルはなぜ有望なバスケットボールプレーヤーなのか?」と見出しを打って特集。「身長231センチの父マヌートから腕の長さやリーチを継承」「父親にはないテクニックを兼備」とプレーヤーとしてのポテンシャルを評価するとともに、「公平に明るく振舞うことができる」「彼の名前がボル・ボルだということ。印象強く偉大な名前だ」とキャラクター面にもスポットライトを当てた。

 また、スペイン紙「ABC」は、「ボル・ボル:マヌートの有望な息子」と題し、オレゴン大進学を伝えるとともに、2点シュート成功率82%、3点シュート成功率42%と驚異の数字を残していることを紹介。米紙「USAトゥデー」も「2018年における最大の注目株だ。オレゴンはものすごく素晴らしいプログラムを持っている大学であり、キャンパスも美しい。彼のキャリアへの道の手助けになることは間違いない」と報じている。

 同世代には往年の名センター、シャキール・オニールの息子であるシャリーフ・オニールも万能戦士として注目を集めている。 “親の七光り”と言わせないためにも、亡き父(2010年に病死)に捧げるさらなる活躍が期待される。