金泳三(キム・ヨンサム)元大統領の死去から丸2年となる22日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が金氏の眠る国立墓地・ソウル顕忠院で開かれた追悼式に出席し、その死を悼んだ=22日、ソウル(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国の金泳三(キム・ヨンサム)元大統領(在任1993〜98)の死去から丸2年となる22日、金氏の眠る国立墓地・ソウル顕忠院で追悼式が開かれ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が参列した。

 文大統領は追悼の辞で「金泳三大統領が遺した『統合』『和合』という遺訓をきょうあらためて振り返る。大統領のお言葉通り、韓国を新たな未来に進ませる力は国民の和合と統合だという事実を忘れない」と述べた。

 金氏について「1950年代から90年代にかけ独裁権力に立ち向かい、体を張って民主化の道を開いた」とし、40年余りの民主化の歩みを経て軍事政権に終止符を打ち、「文民政府」を誕生させたと評した。

 また、金泳三政権の文民政府が「法と正義に基づく歴史の立て直しを通じて軍事独裁時代に対する歴史的清算を行い、軍の私設組織をえぐり出し、光州虐殺(1980年に起きた光州民主化運動)の責任者を法廷に立たせた」と業績を評価した。

 文大統領はさらに「金大統領が開いた文民時代は民主主義を常識と受け止める世代を育て、権力の不当な強要や命令に立ち向かい正義のない政治を拒む人を増やした」とたたえた。