ミズノの新アイアンが申ジエの今季2勝目を支えた(撮影:上山敬太)

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「大王製紙エリエールレディスオープン」の最終ラウンド。今季2勝目をかけ、2打差の2位から出た申ジエ(韓国)が7バーディ・2ボギーとスコアを5つ伸ばし、トータル17アンダーで逆転勝利を飾った。8月の「ニトリレディス」以来の今季2勝目。4勝を挙げた2014年シーズンから4年連続となる年間複数回優勝を達成した。
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前回優勝のニトリレディスも、今大会も4日間大会。6,550ヤードと距離が長い両大会では、「使い慣れたドライバーシャフト『スピーダー569エボリューション』が威力を発揮したはず」とフジクラのツアー担当者は語る。
「ジエ選手は長らく『スピーダー569エボリューション』を使っていましたが、今季は数試合で他社のシャフトを使っていました。前回優勝時からこれに戻し、ラフが長いコースやフェアウェイが狭いコースを攻略するための相棒となっていて、しなりがジエ選手のスイングにマッチして意図した動きでインパクトできるため、球の出方や落ちどころなどを把握しやすい点を気に入ってくれています」(フジクラ、ツアー担当)
前回優勝時と変わったのは、5Wが3Wと同じ『M2ツアー』になったこと。また、大きな変更点として、『JPX900』から『ミズノプロ518』にアイアンを替えた。理由についてミズノのツアー担当はこう言う。
「新たに投入したアイアンは軟鉄鍛造で打感もソフトだけど、ある程度スピンも入って楽に高弾道で打てる点を気に入ってもらっています。マッスルバックなどでは無理に打たないと厳しいのですし、ぶっ飛びモデルだと操作できない点も考慮してセミキャビティに落ち着きました。カーボンシャフトを使って18ホールやさしく使えることもポイントです」(ミズノ、ツアー担当)
元米国ツアーの賞金女王だけに、今季は難しくタフな4日間大会でこそ確かな実力を発揮している。今週の最終戦も、もちろん4日間。クラブ契約フリーのメリットを生かして頂点に立てるか。
【申ジエの優勝セッティング(WITB=Whats in the Bag)】
1W:テーラーメイド M2(9.5°、スピーダーEVOLUTION 569・S、44.75インチ)
3W:テーラーメイド M2ツアー FW(15°)
5W:テーラーメイド M2ツアー FW(18°)
UT:キャロウェイ GBB EPIC UT(20,23°)
6I〜PW:ミズノ ミズノプロ518アイアン(グライファイトタイプ2・65・S)
A,SW:キャロウェイ MD3 MILLED(50,54,60°)
PT:オデッセイ ホワイトホット#4
BALL:タイトリスト Pro V1
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