ミュージカル界のプリンス 浦井健治が城田優とのエピソードを語る!/撮影=広ミノル

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2018年2月に日生劇場で上演されるミュージカル『ブロードウェイと銃弾』。1994年公開の同名映画は、アカデミー賞助演男優賞、監督賞、脚本賞など7部門でノミネートされたウディ・アレン作品の中でも“傑作”との呼び声が高い名作。2014年にはウディ自らミュージカル化してブロードウェイで上演され、連日スタンディング・オベーションの喝采となった。

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その日本初上演となる今回は、ミュージカル界の若きスターである浦井健治と城田優のW主演、そして演出は鬼才・福田雄一。明るくスタイリッシュなコメディ・ミュージカルになるという今作について、浦井にインタビューを敢行した。

■ ――「ブロードウェイと銃弾」は、浦井さんが仲のいい城田優さんとのW主演。演出は多数のコメディ作品を手掛ける福田雄一さんですし、それだけで期待が膨らみます!

浦井:ありがとうございます。まずはやっぱり、福田さんの色が前面に出るものになると思いますね。そしてその福田組で、(舞台『ロミオとジュリエット』以来)6年ぶりの共演となる城田優と今回がっつりコメディで絡めるっていうのも僕はすごく楽しみで。これは最近聞いた話なんですけど、このミュージカルの話がまず優に来たときに、「デビッド役は浦井がいい」って優が言ってくれたみたいなんですよ。

■ ――そんな裏話があったんですね。城田さんと浦井さんの絆を感じさせるエピソードです。

浦井:そこがスタートだったって聞いて、思わず嬉しくなりました。今作で僕が演じる劇作家のデビッドは、自分の作品が舞台で上演されることを夢見る青年で、彼が個性豊かな登場人物たちにとことん振り回されていくというストーリー。僕自身も普段から振り回されるタイプというか、いじられることが多いので(笑)、ある意味、そのままの浦井健治として振り回されていけたらいいのかなって思ってます。

■ ――普段の浦井さんらしい雰囲気でいれば、特別な役作りは必要ない感じでしょうか?

浦井:福田さんからも「そのままでいてくれたら役作りは正解だ」と言われていて。だからデビッドが出会っていくいろんな人たちに“浦井デビッド”が素直に反応していくことで、お客さまも一緒に楽しんでもらえるんじゃないかと思います。

■ ――浦井さんは福田さんと過去にも何度かお仕事されていますが、福田さんの魅力や尊敬するところはどこですか?

浦井:第一に役者ひとりひとりを愛してくれる。そして、その才能と個性と可能性を信じて、まずは全部やらせてくれるってところですね。最初は、福田さんは黙って僕たちの様子を見ながら「はっはっは!」って笑っている。でも次の日同じことをやると全然笑ってくれない。そういうシビアな目線もお持ちの方なのですが、それを繰り返す中で役者から出たものの1番のいいところを福田さんがまとめてくださる。今回もそうなるんじゃないかと。僕、福田さんの映画「銀魂」('17年公開)や映画「斉木楠雄のΨ難」('17年公開)も全部見てますけど、役者が生き生きしていて、皆さん本当に楽しくやっているんだろうなっていうのが伝わってくるんです。今回の稽古場もきっとそうなるんだろうなって思いますね。

■ ――11月10日には出演者や福田さんが登壇しての製作発表会見もありましたが、カンパニーの雰囲気はいかがですか?

浦井:これからどんどん、チームらしくなっていくと思うんですけど、とりあえず今の時点でも皆さんのトークが本当に個性豊かでキャラが立っている。このメンバーがそこにいるだけで面白いというか(笑)。稽古が始まったらもっと仲良くなって楽しくなると思うし、芝居面でもどんな化学反応が起こるか楽しみです。

■ ――最後に舞台を楽しみにしている読者にメッセージをお願いします。

浦井:『ブロードウェイと銃弾』は、初めてミュージカルを見る人にもピッタリな作品だと思います。「福田さんの映画を最近見て気になった」とか「デートで楽しみたい」、「男同士でミュージカルを見てみたい」っていう人にも。いろんな人を楽しませることができる“初めまして、ミュージカル”に打ってつけの作品だと思うので、ぜひ劇場に足を運んでいただきたいです。もちろん、ミュージカルファンの方や福田作品が好きな方も十分楽しめると思いますよ。デビッドの目線からエンターテインメントの世界を覗き見しつつ、夢を追う大切さや希望や夢というものを持って帰っていただければうれしいですね。(ザテレビジョン・取材・文=川倉由起子)