「重要参考人探偵」で浪江篠介を演じる滝藤賢一

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滝藤賢一がオネエ役に初挑戦していることも話題となっている、玉森裕太主演ドラマ「重要参考人探偵」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。いつも死体の第一発見者となってしまう不幸体質のモデル・弥木圭(玉森)が、モデル仲間で推理マニア・周防斎(小山慶一郎)、女の子が大好きで聞き込み上手なシモン藤馬(古川雄輝)と事件の真相を追うコメディー&本格ミステリーだ。

【写真を見る】第6話では男性下着のファッションショーに浪江(滝藤)も大興奮!?/(C)テレビ朝日

滝藤が演じるのは圭たちの所属するモデル事務所「ウェーブ」の社長で、カリスマモデルの過去を持ち、人脈が広く情報通という浪江篠介。圭の過去の知っているような、意味深な表情を第5話で浮かべていたことも印象的だった。そんな浪江を演じる滝藤にインタビューを敢行し、浪江の役どころや共演者についてのエピソード、幅広い役を演じる難しさなどを聞いた。

■ 浪江のインパクトでドラマに勢いをつけられたら

――今回はオネエ役に初挑戦されていますが、手応えはいかがですか?

ないです、まだまだこれからですね。これから進化していくはずです! もう撮影終わりますけど(笑)。

――SNSなどでも、滝藤さんが演じる社長は「かわいい」と評判ですよね。

え! そうなんですか? そういうことは早く言ってもらっていいですか。芝居が大きく変わってきますから(笑)。1話と2話を一気に撮影したのですが、探り過ぎました…。オンエアを見たら迷走しまくっていましたね(笑)。浪江は出演シーンも多くないので、フルパワーでドラマに勢いを付けられたら…と思っています。

――では、これからどういうふうに演じようか、考えているプランはありますか?

瞬発力、リズミカル、メリハリ、間は全て僕のアドリブで埋めるくらいの勢いで(笑)。

――モデルを演じる玉森さん、小山さん、古川さんの3人との絡みも好評ですね。

もうお三方のおかげです。僕は好き放題やってるだけですから。

――あらためて、“オネエ”役のオファーがあったときの心境を教えてください。

これまでも他の作品でオネエとか、女装癖のある役など、オファー自体は何度もいただいていたんです。ただ、どれもタイミングが合わなくて、演じる機会がありませんでした。「もう、縁がないんだな」って諦めていたところに頂いたオファーなので、思いが深くなりすぎて、考え過ぎちゃったんだと思います。

――ついに演じられることになって、演じたい気持ちが全部出てしまったと…。

こうやろうかな、ああやろうかな、っていろんなことを思っているうちに迷走してしまって。中途半端なことになっちゃったのかも(笑)。やりたいことがあり過ぎて、どんなタイプの人にしようかとか、何を選択していいか分かんなかったんだと思います。皆さんとも初共演でしたし。

――ドラマの中では迷走しているようには全く見えなかったです。

じゃあ、迷走してないってことにしといてください(笑)。

■ 玉森くんはハンサムでいい男だし、すごく優しい

――ちなみに、浪江を演じる上で大事にしていることは何ですか?

劇中、女性もののインナー(キャミソール)を着ることです。誰も気付いてくれないから、ついに今、自分で言いました(笑)。

――身に着けて演じると、気持ちは変わりますか?

全く変わらないですね(笑)。でもなんか「こういうどうでもいいことにこだわるのが面白い」って思うから着ています。

――主演の玉森さんの印象はいかがですか?

スラッとしていて背が高くて、ハンサム。とても優しくて、礼儀正しい。現場でもすごく気を遣ってくれているから、積極的に話しかけてくださいます。植物の話が多いですね。

――玉森さんはご自身のブログでも植物のお話をされていましたよ。買ったというお話も…。

なんで、それ僕に言ってくれないんだろう(笑)。照れ屋さんなのかな? じゃ、僕もブログ読んでみようかな(笑)。本当に忙しいのにセリフ一つ間違えない。鍛えられているってことですよね。歌って踊って芝居できちゃうんだから、素晴らしいエンターテイナーですよ。

――そんな3人のモデル姿はいかがですか?

3人とも手足が長くて、顔も小さくてね、スタイル良くて、いい男ですよね。

――記者会見のときには小山さんがいい体で、大好物だって言っていましたね(笑)。

大好物です(笑)。多忙の中、いつトレーニングしているのか不思議に思います。スーツを着てニュース番組もやられているのに、脱いだらムッキムキってそのギャップが格好いいですよね。男はギャップですよ。思い知らされました。

――古川さんとのやり取りも、お二人がかわいらしいですよね。

気が付いたら横にいる穏やかで物静かな方。どうやって切り替えているんですかね?

――カツラを装着すると、役へのスイッチが入るようです。

へえ。ちょっと僕の役のスイッチも探してもらっていいですか?(笑)

■ 僕は奥さんと4人の子供をこよなく愛している、すてきなパパです

―これまで演じられてきた役柄もとても振り幅ありますが、難しさはありますか?

難しさしかありません。全く他の人の人生を生きる訳ですから。なので、僕自体は特に何も変わってないです。ただ僕が演じ分けるというよりは、振り幅が違う役をやらせて頂いているんです。

――とはいえ、作品によって見せる顔が全然違いますよね。

でもそれって、ヘアメークさんやスタイリストさん、スタッフの皆さんが役に合った演出をして撮ってくれているからだと思うんです。そんなに僕はどうのこうのっていうわけではなくって。それに、見てくれている方は、ストーリーに入っているから、そういうふうに見えるだけじゃないのかな。数々の犯罪者を演じてきましたけど、僕は奥さんと4人の子供をこよなく愛している、すてきなパパですから(笑)。いつも皆さんに助けられています。

――このドラマの主人公・圭はいつも死体を見つけて大ピンチに陥るんですが、滝藤さん自身の大ピンチはどんな瞬間ですか?

今日、渋滞に巻き込まれてしまって、普段は絶対遅刻しないのに、この取材に遅れそうになって大ピンチでした(笑)。あとは、膨大な台本が山積みになっているから、セリフを覚えなくちゃ!と大ピンチですね。たくさんお仕事をいただけていて、本当にありがたいです。

――そんな膨大な量のセリフを覚えるコツは?

ひたすら、何度も声に出して読む。車の中でも、現場に入ってもずーっとブツブツ言っています。

――では、最後にドラマの見どころなど、メッセージをよろしくお願いします。

松平(健)さんや(西岡)徳馬さんがキーポイントになってくるんじゃないのかなと予想しています。あと浪江と堀田茜さん演じるマキマキ(牧太真希子)は二人で一人だから、このコンビを楽しんでもらえたら、うれしいです。

■ 第6話(11月24日[金]放送)あらすじ

シモンが出演するメンズ下着のファッションショーを見に来た圭と斎。圭はそこで、デザイナー・宮田和哉(岡田義徳)の妻・絵奈(柳ゆり菜)に気に入られた上、週末に和哉の仕事場で開かれる飲み会に誘われる。

そして週末。集まったのは、イベントプロデューサーの塩川歩実(須藤理彩)、そして斎とシモン。遅れてやってきた圭は、和哉から「同じ敷地の別棟にいる野崎茂(姜暢雄)を呼んできてくれ」と頼まれ、別の棟の部屋を訪れる。しかしチャイムを鳴らしても、ドアをノックしても茂からの返答はナシ。不審に思った圭がドアを開けると、玄関先には血を流して倒れている茂の姿が…! さらに、階段の陰に隠れていた女性が逃げていくのも目撃。必死に追いかけた圭は、その女性が絵奈だったことに気づく…。

救急車の到着とともに茂の部屋へと隊員を案内するが、刺されて倒れていたはずの茂の姿は跡形もなくなっていた…。イタズラだと判断され、一旦は和哉の部屋に行くも、いつまでたっても現れない茂に業を煮やし、もう一度圭が部屋を見に行くことに。すると、そこには消えたはずの茂の死体が再び…!?

なぜこんなにも死体の第一発見者になってしまうのか、圭に疑惑の目を向ける登(豊原功補)。そして彼の命令で圭に張り付いていた果林(新木優子)らが現場検証を進める中、死んだ茂がボタンを握りしめていたことが分かる。犯人のものに違いない、と見立てるが、そのボタンはなんと圭のコートのもので…?

茂の死体はなぜ一度消えたのか? そして圭のコートのボタンを握りしめて死んでいた理由とは?(ザテレビジョン)