【32節のベストイレブン】

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 J1リーグは11月5日・18日に32節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 16年ぶりとなるJ1残留を決めた札幌から勝利の立役者となったジェイを選出。残留を争う相手との大一番で持ち前の得点力を遺憾なく発揮し、2ゴールを挙げた。得点だけでなく空中戦での強さや足もとの巧さも評価し、採点『7.5』で今節のMVPにセレクトした。
 
 大量得点で快勝した仙台とC大阪からは2名ずつをピックアップ。守備の貢献だけでなく得点も挙げ、攻守に奮闘した仙台の増嶋竜也と三田啓貴。左サイドで積極的に攻撃に関与し、卓越したプレーでアシストを記録したC大阪の丸橋祐介と清武弘嗣を選んだ。
 
 また、結果によっては鹿島の優勝が決まるために注目されていた川崎対G大阪の一戦からは、川崎のエウシーニョとG大阪の東口順昭をチョイス。前者は幾度となくオーバーラップで攻撃を活性化し、値千金の決勝ゴールをマークした。チームは敗れはしたものの後者はファインセーブを連発し、“最後の砦”としてチームを盛り立てた。
 
 その他、身体を張った守備でピンチを食い止めた柏の鎌田次郎と、チームに勢いをもたらす先制点を挙げた広島の稲垣祥、キレのあるカットインで甲府の守備陣に常に恐怖を与え続けた新潟のホニ、すべての攻撃で起点になっていた鳥栖のビクトル・イバルボを選出した。
GK
1 東口順昭(G大阪) 7.5
27分には川崎の奈良の渾身のヘッドをファインセーブし、53分には小林のシュートを右足でストップ。その後も見事な反応を繰り返した。最終的に1失点したものの、“最後の砦”としてチームを盛り立てた。
 
DF
18 エウシーニョ(川崎) 7.5
積極的なオーバーラップで攻撃を活性化。家長、小林らと効率的に絡み、対面のG大阪の藤春を相手陣内に押し込んだ。そして82分には決勝ゴールをマーク!チームを優勝争いに踏みとどまらせた。
 
2 鎌田次郎(柏) 7
何度も柏ゴールに迫った磐田のアダイウトンに対し、身体を張った守備でピンチを食い止めた。また、声を出して周囲を鼓舞して守備陣を引き締め、空中戦の対応を含めてベテランたる存在感を見せつけた。
 
50 増嶋竜也(仙台) 6.5
蜂須賀のクロスに反応すると、バックヘッドで流れを呼ぶ先制ゴールをゲット。守備では読みが鋭く、機先を制して大宮の攻撃を封殺した。
 
14 丸橋祐介(C大阪) 6.5
タイミング良い攻撃参加から清武の同点ゴールをアシストし、さらに右CKから杉本のヘディング弾をお膳立て。
 
MF
7 ホニ(新潟) 7
キレのあるカットインで度々ゴールに迫った。56分のヘディングシュートは惜しくもバーに嫌われたものの、甲府の守備陣に常に恐怖を与え続けた。
 
15 稲垣 祥(広島) 7
広島に勢いをもたらす先制点を挙げた功績は大きい。守備では神戸のポドルスキやハーフナーを相手に一歩も引かずにファイトした。
 
18 三田啓貴(仙台) 7
高質なボックス・トゥ・ボックスのプレーヤーであることを証明。攻撃のタクトを振るい、守備では泥臭いプレーを厭わず、極めつけに見惚れるようなミドルシュートを突き刺した。
 
46 清武弘嗣(C大阪) 7
絶妙なタイミングの左足シュートを決めただけでなく、スキルフルなヒールパスで水沼の勝ち越し点をアシストした。
 
FW
32 ビクトル・イバルボ(鳥栖) 7
すべての攻撃の起点になっていた。ひとりふたりのマークをものともせず簡単に振り切った前半のパフォーマンスはワールドクラスだった。
 
48 ジェイ(札幌) 7.5
2得点を決めた決定力だけでなく、空中戦でも足下のキープでも大きく貢献。相手にもっとも警戒されながらも助っ人らしい大活躍。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。