【ウマすぎ】世界最高峰のビビンバ丼! 叙々苑の激ウマビビンバ丼! お値段なんと1500円(笑)

写真拡大 (全16枚)

ビビンバは韓国料理の混ぜご飯のこと。ご飯の上にナムルや肉、卵などさまざまな具が盛り付けられ、コチュジャンやごま油などで味付けされていて、日本では焼肉料理店での石焼ビビンバがおなじみだ。焼肉屋に行ったら最後に石焼ビビンバを食べたいという方は多いはず。

牛丼屋でも販売されていた



そんなビビンバだが、一部の牛丼屋でも丼メニューとして販売されたことにより、日本人にとってさらに身近な料理となった。先日惜しまれながらも販売終了してしまった松屋の「ビビン丼」が代表例で、450円でどんぶりに盛られたビビンバを食べることができた。普通の牛丼と違い、いろいろな野菜ものってヘルシーであり、社会人にとってありがたいメニューであった。

※松屋の写真



叙々苑がビビンバ丼を販売しているらしい



松屋がビビン丼を販売終了してしまったため、ビビンバの丼を食べる機会が激減してしまったという方に朗報だ。なんと、高級焼肉店として有名なあの叙々苑ランチタイム限定・店舗限定でビビンバ丼を販売しているのである。正式名称は「ビビンバ肉重」であり、丼ではなく重箱で提供されるという。販売価格はなんと1500円! 松屋のビビン丼の3倍以上だ。



池袋サンシャイン通り店に行ってみた



果たして叙々苑のビビンバ丼は松屋のビビン丼の3倍以上の価値があるのだろうか。正直なところ、松屋のビビン丼でも十分にウマかったため、その3倍もの価値があるビビンバ丼は想像もつかない。

早速、ランチサービスを行っている叙々苑の池袋サンシャイン通り店に足を運び、ビビンバ丼を注文してみることにした。もちろん自腹だぞ! ランチで1500円なんて、こんな贅沢したことない!



さすが高級店のサービス



席についてビビンバ肉重ランチを注文すると、まずはじめに店員さんが運んできてくれたものは大きな布。荷物の上にかけて焼肉の匂いがつかないようにする配慮のようだ。実に細かい気配りである。



さらにランチメニューにはドリンクもついているのだが、選べるドリンクは本日のソフトドリンク、コーヒー、ウーロン茶の3種。この日のソフトドリンクはオレンジジュースだったのだが、果肉がたっぷり入った手絞り感覚の激ウマジュースであった。おいおいなんだこれ……。店内も静かで清潔感があるし、いろいろサービスの質が高すぎるだろ……。



これが叙々苑のビビンバ丼だ!!



そしてオレンジジュースを飲んでくつろいでいると、ついにビビンバ肉重ランチが提供されてきたぞ……!



ふおおおおおおっ……!! なんかいっぱいセットになってる……!! 松屋のビビン丼は味噌汁が付くだけだったのに……!!



見るからに新鮮なチョレギサラダもなかなかのボリュームがあり、わかめスープ、キムチ、温泉卵までセットになっている。かなり充実のラインナップじゃないか……。さあ、いよいよメインのビビンバ肉重もフタを開けて中身を確認するぞ……!





うわあああああああああああっ……!! あまりにも美しい! 見た目からして美しくてウマそうで神々しくて圧倒されるっ……!! こいつが世界最高峰のビビンバ丼なのかああああああああああっ!!





肉の質が素晴らしすぎる件



ビビンバは混ぜご飯。本来なら全体をしっかり混ぜてから食べたいところだが、最初はやはり叙々苑の肉だけで味わいたい。プルンプルンとした質感の牛肉とご飯を一緒に口に運ぶと……ああああっ……。肉って噛まなくても食べられるんだね……口内でとろけるように広がる肉の旨味。

圧倒的な柔らかさ。もし将来歯が全部抜けてしまっても、叙々苑の焼肉なら食べられそうな気がする。あまりにも幸せすぎる質感の牛肉である。

もったいないが全部混ぜちゃう



見た目も美しいので混ぜるのがもったいない気もするが、セットになっているキムチと温泉卵も上にのせて一気にかき混ぜる。ここからは本来のビビンバとして食べ進めていこうじゃないか。





すべてをゴチャゴチャに混ぜて食べるのこそがビビンバ丼の醍醐味。美しかった盛り付けを台無しにするかのように全体をしっかりかき混ぜ、一気に食うっ! ウメエエエエエエエエエェェェェーーーーーーッ!!



牛肉やキムチ、温泉卵など味の主張が強い素材が見事に混ざり合い、完璧なハーモニーを奏でている。ああ美しい……あまりにも美しい。ビビンバってこんなにウマくなれるのか……。これが世界最高峰のビビンバ……。どうしよう、もしまた松屋でビビン丼が復活することがあったとしても、もうビビン丼には戻れないかもしれない。あまりにも叙々苑のビビンバ肉重が完璧すぎる……。

デザートも付いてくる。叙々苑の優勝!



ビビンバ肉重を一口ずつ噛みしめるように食べながら完食。ボリューム的にもかなりの量があったため、満足して席を立とうとしたその時、店員さんから「お客様、デザートは……」と呼び止められた。なんとデザートまでセットになっていたのか……!



デザートのヨーグルトは非常にサッパリしていて、肉料理のあとの口内をスッキリとさせるのに最適。

最初から最後まであまりにも完璧過ぎた叙々苑ランチ。これで1500円と言うのを高いと思うか、安いと思うのかは人それぞれだが、個人的には頻繁に通うと破綻してしまうが必ず再び食べに来たいと思える内容であった。松屋のビビン丼がなくなって嘆いている方はぜひ一度体験してみていただきたい。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/