エールを送る浦和サポーター photo/Getty Images

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浦和レッズは21日、SNS上でFWラファエル・シルバやDFマウリシオへ差別的な投稿がなされたことに対し、AFC(アジアサッカー連盟)に事実を報告したと発表した。

10年ぶりのアジア制覇を目指す浦和は、19日に行われたAFCチャンピオンズリーグ決勝の1stレグで、サウジアラビアのアル・ヒラルと対戦。ラファエル・シルバの貴重なアウェイゴールで、価値のあるドロー(1-1)を手にしている。

そして、問題が起こったのは試合後。ラファエル・シルバやマウリシオのInstagramアカウントに、相手サポーターと思われるアカウントから差別的なコメントなどが寄せられていることが発覚した。これを受けて、ラファエル・シルバは「この世界にまだ差別主義者がいることを悲しんでいます。私は私の肌に誇りを持っています」とメッセージを発信している。

浦和もクラブの公式サイトを通じて「ファン・サポーターのみなさまへ」と題して「私たちのファミリーである、ラファエル・シルバ、マウリシオなどのInstagramアカウントに、差別的な投稿がなされました。浦和レッズとしましては、AFCに事実を報告しました。私たちは、私たちのファミリーである選手をいかなる差別からも守ります」と報告した。

さらに「浦和レッズは、2014年に差別撲滅に向けた行動計画『ZERO TOLERANCE(絶対許さない)』を策定し、クラブ内はもちろん、ホームゲーム時のスタジアムやホームタウン内の学校において、啓発活動を軸に取り組んでいます。今後も差別を断固として許さないというFIFAをはじめとするサッカーファミリー全体の方針に共鳴しながら、この取り組みを推進してまいります。そして、サッカーや世界から差別がなくなるよう努めて参ります」と改めて差別撲滅に努めることを誓っている。

最後に「25日には、10年ぶりの栄冠を勝ち獲る大切な一戦があります。ファン・サポーターのみなさまにおかれましては、ピッチ外の事象にとらわれることなく、サッカーでの決着で栄冠を得られるよう、共に闘ってください。ホーム埼玉スタジアムで、スポーツマンシップとともに、真の浦和レッズを表現し、共に喜びの瞬間を創り出しましょう」と綴った。

このような状況にも負けず、浦和には日本の代表として、ぜひともアジア制覇を成し遂げてもらいたいものだ。