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説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneで撮影したビデオの音声に広がり感がありません!?』という質問に答えます。

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iPhoneで撮影したビデオを再生すると、音声に広がりを感じない……iPhone 7以降、内蔵スピーカーはステレオ対応ですが、一般的なステレオ再生(音声信号が2チャンネルあり左右2基のスピーカーで再生される)と比べ音場感は大きく劣ります。

しかし、ステレオ対応のはずのヘッドホン/イヤホンでも状況は変わりません。たとえしっかりしたステレオシステムとテレビで再生しても、音に広がりを感じることはないはずです。

理由は単純、iPhoneに内蔵のマイクはステレオ録音に対応していないからです。iPhoneには3基のマイクが内蔵されていますが、ビデオ撮影時に使われるマイクはそのうち1基で(リアカメラ付近のマイクが使われます)、1チャンネルの音声信号として記録されます。内蔵スピーカーはステレオ再生に対応していても、コンテンツがモノラルなので音に広がりを感じられないというわけです。

ステレオ音声でビデオ撮影したい場合には、Lightning端子接続タイプの外付けマイクを使用します。iPhoneの場合、ヘッドホン端子接続タイプも存在しますが、ヘッドホン端子が廃止されたiPhone 7以降は利用できず、そもそもステレオ音声の収録には対応していません。

Lightning端子装着タイプのマイクは、2チャンネル/ステレオの録音が可能なうえ、最大48kHz/24bitという高品質なオーディオデータも選択できます。製品によってはゲインの調整も可能なため、小鳥のさえずりからライブ会場まで、いろいろな音量に対応できます。ビデオの映像クオリティには満足しているけれど音質が、という場合にはLightning端子装着タイプのマイクを導入してみましょう。