中国一のソーシャルネットワーキングサービスおよびゲーム会社であるTencent(騰訊)が、時価総額においてFacebookを超えたことが報じられています。同社が提供するオンライン決済サービスWeChat Payがマレーシアに進出するなど、勢いは止まりそうにありません。

中国国内ではほぼ敵なしのTencent

中国広東省深センを拠点とするTencentは、中国国内で著しい成長を遂げてきました。
 
Tencentが運営するメッセージングサービスWeChatのアクティブユーザー数は、2017年8月時点で9億6,300万人に到達しており、中国の79.1%のスマホユーザーが使用する国内シェアNo.1のメッセージングアプリとなっています。
 
同社が提供するオンライン決済サービスWeChat Payも、6億人のユーザー数に達し、取引額ではAlibabaの提供するAlipayに次ぐ40%のシェアを占めています。

さらなる成長のため国外での機会狙う

Tencentはライバル企業と差をつけるため、海外進出に積極的であるといわれています。その最初の国として選ばれたのが華人の人口が5分の1以上を占めるマレーシアです。
 
Tencentのシニア・ヴァイス・プレジデントを務めるSYラウ氏はReutersのインタビューで、マレーシアへの進出状況について、同国での電子決済ライセンスの取得に向けて動いており、来年のサービス開始を計画していると語っています。
 
ラウ氏はまた「マレーシアではすでに2,000万人のWeChatユーザーがおり、国内市場は中国発のインターネット製品の受け入れに対して寛容である」とも述べており、Tencentのマレーシアでの成功を予見しています。
 
Tencentは、アジア企業として初の500億ドル企業の仲間入りを果たし、21日、ついに時価総額でFacebookを上回ったことが伝えられています。
 
 
Source:Reuters
Photo:Chris Yunker/Flickr
(lexi)