20日、日本が、東アフリカのジブチにある自衛隊拠点を拡張し、周辺地域で事件などに巻き込まれた日本人を保護する施設などの整備を検討していることに、中国メディアが警戒感を示している。写真はジブチなどアデン湾周辺の地図。

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2017年11月20日、日本が、東アフリカのジブチにある自衛隊拠点を拡張し、周辺地域で事件などに巻き込まれた日本人を保護する施設などの整備を検討していることに、中国メディアが警戒感を示している。中国は今年7月、ジブチに初の海外基地を開設している。

日本メディアによると、日本は2011年、ソマリア沖アデン湾の海賊対策に当たる自衛隊の活動拠点として、ジブチ国際空港北西地区に12ヘクタールの土地を借り、航空機の格納庫や隊員の宿舎などを整備している。

日本政府はこれをより有効に活用したいとして、ジブチ政府との間で敷地を拡大できないか交渉を進めてきた。政府関係者によると、交渉の結果、今月15日にジブチ政府との間で拠点に隣接する3ヘクタールの土地を新たに借り上げることで合意した。小野寺五典防衛相は18日、この合意について「他の国が借り上げると基地の安全な運営に影響が出る」と説明したという。

中国メディアの環球網は20日、こうした日本メディアの報道を引用した上で「周辺の日本人保護」という点にクエスチョンマークを付けて疑念を示している。

参考消息網も21日、日本メディアが小野寺防衛相の発言について「ジブチで中国が7月に拠点を開設したことが念頭にあるとみられる」と報じたことを見出しで強調して伝えている。(翻訳・編集/柳川)