21日、韓国メディアによると、15日に発生した地震により被害を受けた興海小学校が一部の建物を撤去することを決めた。しかし、同校の建物には耐震設計が施されていたことが分かり、それにも関わらず大きな被害が出たことに懸念の声が上がっている。資料写真。

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2017年11月21日、韓国・聯合ニュースによると、15日に発生した韓国南東部、慶尚北道の浦項市を震源とするマグニチュード5.4、震度3〜4の地震により被害を受けた興海小学校が一部の建物を撤去することを決めた。しかし、同校の建物には耐震設計が施されていたことが分かり、それにも関わらず大きな被害が出たことに懸念の声が上がっている。

浦項教育支援庁によると、同校は全体の建物3棟のうち地震による被害が最も大きかった本館1棟を撤去する方針。学校の周りには18日から「建物崩壊の恐れあり。絶対に接近禁止」との横断幕が掲げられ、施設への出入りが制限されている。コンクリート柱や天井の崩れ、壁の崩れやひび割れ、外壁の剥がれなど全体的に地震による被害が大きかったという。同校は20日から24日までを臨時休校とし、27日からは近隣の複数の学校に生徒を振り分け、授業を再開する予定。

同校は国民災害安全ポータルサイトで耐震設計の施された建物として、被災者のための避難所に指定されていた。そのため「工事の過程で耐震設計がちゃんと施されていたのか」と疑う声が高まっているという。

浦項教育庁関係者は「本館以外の建物は致命的な損傷を受けていない」と説明し、「今後どのように運営していくか検討中」と明らかにした。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「ちゃんと施されていたわけがない。横領大国の韓国に正常な工事が行われた建物がいくつ存在するか…。建設会社は安全を無視し、自分さえ良ければいいと考えている」「耐震なのは設計だけ。施工と管理は手抜きだよ」「100%手抜き工事。情けない」など手抜き工事を確信する声が多く見られる。

また「建設会社への処罰が甘過ぎるから手抜き工事がなくならない」と指摘する声や、「こういうニュースを見ても驚かなくなった。韓国では不正なしに貧乏から抜け出すことはできないから仕方ない」「この国で安心して子どもを育てることはできないの?」「外国人がこのニュースを見たら、震度6の地震が起きたと勘違いするだろうな…」などと落胆する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)