国産プロペラ旅客機「YS―11」

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 愛知県は20日、県営名古屋空港(愛知県豊山町)内に30日に開館する航空機の博物館「あいち航空ミュージアム」を報道陣に公開した。初年度65万人の来場を目指す。館内には、1962年に名古屋空港で初飛行し64―74年に182機が製造された国産プロペラ旅客機「YS―11」などの航空機やヘリコプター計6機種を展示する。三菱重工業が所有し一時的に借り受ける「零式艦上戦闘機」も含む。

 愛知県の航空機産業の歴史を紹介する3次元シアター、座席が前後左右上下に動き航空機の小旅行を疑似体験できるシアター「フライングボックス」、小中学生が航空機の原理を楽しみながら学べる教室なども備える。

 一方、三菱重工業は20日、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の実物大模型などを展示する施設「MRJミュージアム」(愛知県豊山町)を報道陣に公開した。MRJの最終組立工場の5階を展示スペースに利用し、30日に開館する。操縦室や客室、エンジンなどを見て、MRJを体感できるようにした。

 展示スペースは約1150平方メートル。実物大模型の中に入り、操縦室や客室の様子を味わえる。タブレット端末に生産現場の360度映像を表示し、仮想体験できるコーナーも設けた。

 施設では2階の最終組立工場に降り、機体の製造作業を見学することもできる。見学はインターネットからの予約制。