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幕張メッセで11月8から10日の三日間、リード エグジビション ジャパン主催のJapan IT Week 秋が開催された。同展示会は、主に業界関係者向けにIT関連企業が最先端技術、製品、サービスの展示や商談を行うことを目的に年3回、春には東京ビッグサイト、秋には幕張メッセ、冬には大阪のインテックス大阪で開催している。

今回は、第8回クラウド コンピューティング EXPO 秋から最新のバージョン4.0を10月にリリースしたばかりのグループウェア「desknet's(デスクネッツ)NEO」を展示するネオジャパンのブースをレポートする。

ネオジャパンは、パッケージソフトの開発からクラウドサービス、システムインテグレーション、ネットワークインフラの構築などを行う1992年創業の企業。同社は2017年8月現在、363万ユーザーを超す利用実績を誇る「desknet's NEO」を始め、ビジネスチャットシステム「ChatLuck(チャットラック)」、大容量ファイル送受信システム「desknet's DAX(ダックス)」、営業支援システム「desknet's SSS(サザン)」、顧客情報管理システム「desknet's CAMS(キャムス)」と業務に役立つ製品をリリースしている。今回、ネオジャパンがブースで展示するのは、カスタムメイド型業務アプリ作成ツール「AppSuite(アップスイート)」を搭載した最新のバージョン4.0の「desknet's NEO」。

desknet's NEOは、2001年にグループウェア「desknet's EnterpriseEdition」を開発・販売して以来、2012年に中堅・大規模向けパッケージ版「desknet's NEO」として形を変え現在、同社の成長と共に大きくなってきた看板グループウェアとも言える。現場主義を重視したコンセプトで作成されており、2017年8月で累計363万ユーザーを獲得、新機能AppSuite搭載で更なる需要を狙う。

新たに搭載されたAppSuite機能は、desknet's NEOで機能するアプリを作成できる。desknet's NEOには、スケジュールやウェブメール、ToDo、設備予約、アンケートなど合わせて25のアプリがデフォルトで利用できる環境が備わっている。だが、それとは別に業務管理やデータ集計、台帳管理など個々の職場に合わせた事務処理を効率化できるアプリを作成ができれば、desknet's NEOの生産性をさらに高められる。AppSuiteは、そのような要望に合わせて簡単にアプリを作成できるプラットフォームとして10月に発表されたばかりの新機能だ。

AppSuiteでアプリケーションを作成するには、「AppSuiteライブラリ」にある業種別、職種別アプリの中から目的にあうアプリを選択、後は仕様に合わせてカスタマイズしていくだけでいい。また一から作成する場合も用意された文字ボックスやチェックボックス、ラジオボタンなどのアプリ部品をグリッド上のキャンパスにドラッグ&ドロップするだけというシンプルだが大きく効果が期待できる。他にも既存のCSVファイルを読み込んで入力フォームを自動的に作成する機能もある。

また、最終的に作成したアプリのデータを使ってクロス集計表やグラフも簡単に作成することができる。これにより新規に会議等で使用する分析表や報告書を作成せずに済む上、データの社内共有もできるので、現場、中間管理職、経営層といったそれぞれ異なる視点でデータの有効活用に役立てることができる。

今回のネオジャパンのブースは、desknet's NEOの新バージョンということで、スペースの広さもデザインも力が入っていた。特にデザインは、AppSuiteのアプリ作成ウィンドウのグリッド調デザインをモチーフにするなど、同社のAppSuiteに向ける期待の大きさを感じた。今回の展示会について担当者の方は、「予想以上に盛り上がっている」と反響の大きさについてコメント。「今、働き方改革が話題になっているが、それを実現する具体的なやり方の一つとして、AppSuiteを使った単純作業の効率化や現場での簡単なアプリ製作による時間の短縮など、ITを使って具体的な支援方法を提示した点が受け入れられたのでは」と働き方改革やITツールを使って業務を改善していくことが浸透し始めている手応えを感じているようだった。

また、AppSuiteに関しては「開発者が簡単に作れても現場の声とは、齟齬があり結局使われなくなる」と従来のアプリ開発の課題について語り、「だからこそ、現場の人間が簡単にアプリを作れることが重要」と同社のアプリのポイントを強調していた。