ベニチオ・デル・トロらが1本のロープを求めて奔走 『ロープ/戦場の生命線』予告編

写真拡大

 2018年2月10日公開の映画『ロープ/戦場の生命線』の予告編が公開された。

動画はこちら

 本作は、井戸に捨てられた死体を引き上げるためのロープを探すため、国際援助活動家たちが危険を顧みず紛争地帯へと踏み込んでいく姿を描いたヒューマンドラマ。『トラフィック』『チェ 28歳の革命』のベニチオ・デル・トロ、『ショーシャンクの空に』のティム・ロビンス、『オブリビオン』のオルガ・キュリレンコ、『ゼロの未来』のメラニー・ティエリーらがキャストに名を連ねる。フェルナンド・レオン・デ・アラノアが監督を務め、第30回ゴヤ賞で最優秀脚色賞を受賞した。

 公開された予告編では、国連をはじめ、動きの鈍い巨大組織が手をこまねく中、いち早く現地に向かい、自らの危険を顧みずに活動を続ける国際援助活動家たちが、1本のロープを求めて奔走する姿が映し出されている。そして、反戦ソング「花はどこへ行った」(マレーネ・ディートリヒ歌唱バージョン)をバックに、現地の少年との出会いを機に物語が動き出す様子が切り取られている。

 アラノア監督は映画の主題について「この映画をジャンルで分けるとすれば、それは“LIFE(人生)”そのものである。マトリョーシカ人形のように、戦争映画の中にロードムービーがあり、その中にコメディがあり、その中にドラマがある。戦争映画と言えば、暗いトーンやモノクロの典型的な映像で戦地を映し出すことが多いが、重苦しい映画ではなく活動家たちの仕事を見て感じたエネルギーや強さを作品にしたかった」と強い信念があることを明かした。

 また、撮影を振り返り「撮影は春に行われ、大自然の美しさと戦争の現実が大きなコントラストを成している。美しく開かれた風景が、一転して閉ざされた重苦しい風景となる。この映画は、まるで一日の流れのように次第に暗くなり、より閉塞感を増していく。そしてまた日が昇り、新しい光と共に、エネルギーに満ちた一日がやってくるのだ」と本作への自信を語った。(リアルサウンド編集部)