19日、韓国・聯合ニュースによると、中国の電池関連企業が最近、韓国企業の3〜4倍の給与で人材の引き抜きを進めており、韓国国内に波紋が広がっている。

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2017年11月19日、韓国・聯合ニュースによると、中国の電池関連企業が最近、韓国企業の3〜4倍の給与で人材の引き抜きを進めており、韓国国内に波紋が広がっている。環球時報(電子版)が伝えた。

入社10年以上の技術部門管理職になると、年収は4億〜5億ウォン(約4000万〜5000万円)に達するという。韓国の電池業界は人材流出を警戒している。業界関係者によると、半導体や電子部品の韓国市場は縮小しており、中国企業との技術の差が大きい分野だ。中国は今後、電池分野で韓国を猛追するとみられ、韓国企業は政府に支援を求めている。

記事によると、中国企業は韓国の電池大手、SKイノベーション、LG化学、サムスンSDIなどの大手に大規模な引き抜きをかけている。業界の主要人材の3〜4割が重点対象とみられ、すでに中国企業から接触があった人も多い。1社で韓国人100人以上を引き抜こうとしている中国企業もあるという。

中国企業をめぐっては、日本でも高給による引き抜きが報じられている。中国のスマホ大手・ファーウェイは通信ネットワークエンジニアなどの職種で、大卒の月給40万1000円、修士の場合は43万円という待遇で人材を募集。厚生労働省のデータによると、大学新卒者の平均月収は20万3400円であるため、日本企業の平均の2倍の額を提示していることになる。

中国は20年までに電気自動車の大量市場投入を計画しており、日韓に技術面で追いつくため、人材の確保が鍵になるとみられている。(翻訳・編集/大宮)