20日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本以外に日本語を公用語とする国について紹介する記事が掲載された。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はパラオ。

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2017年11月20日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本以外に日本語を公用語とする国について紹介する記事が掲載された。

記事が取り上げたのはパラオ共和国。200以上の島からなる国で、国土面積は466平方キロ、フィリピンから1600キロほどの西太平洋上に位置する。記事は、「歴史的には1885年にスペインによる統治が始まり、その後すぐにドイツの植民地となり、第1次世界大戦でドイツ敗戦後からは日本による統治が始まり、30年以上続いた」などと伝えた。

日本による統治期間中、日本軍はパラオで港や空港を建設。特に13平方キロほどのペリリュー島は軍事拠点となり、第2次世界大戦中には米軍との激しい戦闘が行われ、日本軍は全滅しつつも米軍に大きな損害をもたらしたと紹介。第2次世界大戦後、パラオは米軍の統治下となり、1994年になってようやく独立。人口は2万人強しかおらず、軍隊はなく国防は米国に委託しているという。

パラオは、日本の影響を強く受けており、戦後も日本との関係が深いと記事は指摘。パラオ国旗が日本の国旗とよく似ているほか、日本語が英語と共に公用語となっており、世界で唯一、日本以外の国で日本語が公用語になっていると伝えた。実際、パラオ・アンガウル州では州憲法に日本語が公用語として定められているという。

これに対し、中国のネットユーザーから「中国語が公用語の国っていくつあるんだろう」という意見があったが、台湾のほかシンガポールやマレーシアでも中国語が公用語に定められている。また、「日本人は憎いが、でも真の英雄だと思う」、「日本の軍人の気概には本当に敬服する。14億人の中国人にもこのような気概があったらと思う」と、ペリリューの戦いに関するコメントも多かった。(翻訳・編集/山中)