和歌山城の「天守閣」と「御橋廊下」

写真拡大

 大阪から電車や車で約1時間という好アクセスの和歌山市には、冬に訪れるべき施設や飲食店がいっぱい。今回は「見る・食べる・癒される」という3つのテーマから、おすすめスポットを紹介!

【写真を見る】「天守閣」からの眺め

■ 見る!和歌山市

歴史的建造物や、景勝地など数多くの観光スポットを持つ和歌山市。なかでも市のシンボルである和歌山城は徳川御三家の1つ、紀州徳川家の居城であり、和歌山市民の誇りでもある重要なスポット。敷地内には市内を一望できる天守閣をはじめ、魅力的なポイントがたくさん。散策を楽しみながら和歌山の歴史を感じよう。

四季折々の表情を見せる虎伏山の頂上に、荘厳にたたずむ和歌山城の「天守閣」。手前に見える「御橋廊下」は、かつて殿様や奥女中が行き来した橋として知られる。

白亜の天守閣内部は、虎伏山の頂上にあり和歌山の町並みを大パノラマで楽しめる。また紀州徳川家ゆかりの品々が展示されており、歴史にも触れられる。

和歌山城の内郭へと続く「大手門」。手前にある一の橋とセットのアングルは和歌山城屈指のフォトスポット。

全国的にも珍しい城の中にある「和歌山公園動物園」では、ツキノワグマやシカ、ペンギンなど約30種を展示している。

「西之丸庭園」は国指定の名勝であり、江戸時代初期に作庭された池泉回遊式の城郭庭園。11月末から12月初旬に見ごろとなる紅葉が有名で「紅葉渓庭園」とも呼ばれる。

その西之丸庭園内にある茶室が「紅松庵(こうしょうあん)」。数奇屋造の落ち着いた空間の中、点出(たてだ)しでいただけるお抹茶(460円、生菓子付)を、じっくりと味わってみるのもおすすめ。

和歌山城巡りの前に立ち寄って欲しいのが、隣接する「わかやま歴史館」。観光土産品センターや、観光案内所のほか、貴重な資料が閲覧できる歴史展示室もある。

歴史館の歴史展示室では江戸後期の和歌山城の様子を再現した映像を上映。

観光案内所では時代衣装着付体験(1,500円〜)を実施。衣装を着たまま城内の散策もOK!

時代衣装着付体験は要予約(忍者衣装のみ予約なしで体験可能)。詳しくは一般社団法人和歌山市観光協会のHPを参照。

■ 食べる!和歌山市

和歌山市には食通をうならせる、おいしいグルメがてんこ盛り。和歌山のソウルフードである和歌山ラーメンのおいしい店3店のほか、海に面した街ならではの極上の海鮮メニューが味わえるお店をピックアップ!

従来の和歌山ラーメンとは異なるアプローチで一躍関西を代表する名店となった「清乃」。看板メニューの「こってり和歌山ラーメン」(750円)はとろみのある豚骨醤油スープが、しっかりとした歯応えの自家製麺に絡み付く極上の一杯。和歌山駅から徒歩すぐで味わえる、唯一無二の味わいをぜひ。

「本家アロチ丸高」と言えば、「車庫前系」と呼ばれる醤油スープが特徴の和歌山ラーメンの源流。豚骨の旨味が効いたマイルドなスープに口当たりのいい麺がマッチした「中華そば」(600円)は、呑んだ後にもおすすめしたい。

和歌山ラーメンを全国に知らしめ、「井出系」と呼ばれるひとつのジャンルを作り上げた名店「井出商店」。豚骨と鶏ガラを強火で煮込んだ濃厚なスープが特徴の「中華そば」(700円)は、ひと口味わえばやみつき間違いなしの一杯だ。

美しい夕日が眺められる露天風呂が自慢の「大阪屋ひいなの湯」。一般利用もOKなランチではこだわりの海鮮料理が味わえるが、なかでも「鯛どんぶり 美肌餡かけ〜和歌がえり〜」(1,620円)は和歌山グルメ対決イベントで初代グランプリにも輝いた人気メニュー。

和歌浦湾で水揚げされた魚介類や水産加工品を直接販売する「和歌浦漁港おっとっと広場」。イートインメニューも充実するなか、イチオシはたっぷりの釜揚げしらすと、サクサク食感のしらす天ぷらがのった「やぶ新丼」(700円)だ。

■ 癒される!和歌山市

和歌山の温泉と言えば白浜や勝浦などに目が行きがちだが、大阪から電車で約1時間の和歌山市内だけでも実は15もの天然温泉がある。ここでは日帰り入浴もOKな名湯&秘湯スポットを3つラインナップ。

「天空の湯 休暇村紀州加太」では6種の湯船が楽しめ、少しぬめりけのあるお湯が「美肌の湯」として女性に人気。露天に登場した「インフィニティ風呂」は、湯船に浸かると紀淡海峡と湯面が一体化して見える造りに。

和歌の浦・雑賀崎を望む絶景を見下ろす「漁火の宿 シーサイド観潮」。漁港をテーマにした大浴場は開放感に溢れ、露天からは雄大な雑賀崎が眼前に広がる。4つの異なる浴槽でスベスベ効果に期待できるお湯を堪能しよう。

関西屈指の炭酸療養泉「花山温泉 薬師の湯」。炭酸ガスの圧力のみで自噴する温泉で、炭酸ガスのほかにもナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分などの含有成分の濃度が濃く、茶褐色のお湯が特徴。

ここに挙げたのはあくまで和歌山市の魅力の一部。このほかにもおいしいものや楽しいことがいっぱいの和歌山市へ、この冬ぜひ!【関西ウォーカー編集部/山下敬三】(関西ウォーカー・山下敬三)