多くのツボが集まる手をマッサージすれば、自然にツボを刺激できる

パートナーにやってあげると喜んでもらえる手のツボマッサージの2回目です。前回の「手のひらマッサージ」(「「そこ気持ちいい!」相手が喜ぶ”手のひらマッサージ”-イラスト解説付」)はいかがでしたか? 引き続き今回は、手の指のマサージ、手の甲のマッサージ、手のストレッチを紹介します。パートナーとのコミュニケーションを大切に、話しながらやさしく押したりマッサージしていきましょう。時間があれば、手のひらマッサージから続けてやってあげてくださいね。

前回も紹介しましたが、手には相応部位といって、体の各部分に対応するところがあるといわれています。次の図をちょっと頭に入れていただくと話が弾むかもしれません。

手のひらには体の前面と内臓器官に、手の甲には体の背面と骨格・筋肉に対応するツボがあり、そこに適度な刺激を加えることで体の不調を改善に導くことができるといわれています。手のマッサージやストレッチをすることで、これら多くのツボを自然に刺激することができます。親しい人に押してもらえばより気持ちよく、リラックス効果も高まります。

*一般的なツボマッサージの方法は、『パソコン疲労に効く目のツボ‐マッサージ方法をイラストで解説』を参照してください。

手の甲のマッサージはゆっくりていねいに

それでは指と手の甲をマッサージしましょう。ハンドクリームを塗りながら押せば、指がすべって余計な力が抜けるし、手もつるつるになりますよ。力加減は大丈夫か、強すぎないか相手に聞きながら押していきましょう。

●指のマッサージ

親指と人差し指を使って、パートナーの指の根本から一節ずつ、左右の側面と前後をもみながら5本の指全部をもみます。小指から親指の順に、1本ずつ指を刺激して心までほぐしてあげる気持ちで、ゆっくりていねいに押してください。とくに爪の生え際の両わきは「井穴(せいけつ)」といって、自律神経のバランスをよくするツボです。血行を促して冷え性によく効きます。つまむようにして少々強めに押して刺激します。

●手の甲の骨の間のラインをマッサージ

自分の手のひらを上にして、パートナーの手のひらを重ねるようにおきます。指と手首をつなぐ骨と骨の間のラインを、指の付け根から手首のほうに向かって押していきます。人さし指から薬指をそろえて、ゆっくりていねいに押しましょう。

●指の水かきをマッサージ

指の間の、水かきのあるところを「指間穴(しかんけつ)」といって、ここを刺激すると冷え性にもよく効きます。先の井穴とともに、手の冷たい冷え性に悩む人に喜ばれるツボです。親指で押すと柔らかい刺激になり、人さし指で押すと強めの刺激になります。両方やってあげてもよいですし、どちらが気持ちがよいか聞いて、好みのほうで押してあげてもよいでしょう。

ゆっくりすぎるくらいの動きで手全体をストレッチ

手の指や甲の部分のマッサージが終わったら、手全体をストレッチすることをおすすめします。パートナーマッサージだからこそできる手と指、全体のストレッチです。冷え性や全身の疲れ、腕の疲れなどに効果があります。また、頭もすっきりします。

ハンドマッサージで刺激された手を整えて終わるときに、ジンワリ、ゆっくり、じっくりパートナーの手を握り伸ばして下さい。ゆっくりすぎるくらいのスローな動きが気持ちいいですよ。

●手のひらを開くストレッチ

手のひらの根本から指を甲側に反るようにこすります。親指と小指、人さし指と薬指、親指と中指の順で、手のひらを反り返すようにしながら、ゆっくり伸ばしてください。

●手の甲のストレッチ

パートナーと指と指をからめるようにして組み、パートナーの指をそらせるように、自分の指で引っ張りながら押します。ゆっくり押すのがコツです。

 

(編集・制作 (株)法研)
※この記事は2010年8月に配信された記事です