元イングランド代表FWのジェイが北海道コンサドーレ札幌をJ1残留に導いた【写真:Getty Images for DAZN】

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 北海道コンサドーレ札幌は18日の明治安田生命J1リーグ第32節で清水エスパルスに2-0で勝利し、16年ぶりのJ1残留を果たした。

 一時は降格圏に沈み、前半戦終了時点で15位と苦しんでいたが、後半戦で一気に順位を上げて現在13位。2試合を残してJ1残留を確定させた。

 この快進撃において見逃せないのは、夏に加入した2人の外国籍選手だ。タイ代表のMFチャナティップと、元イングランド代表のFWジェイはチーム力を底上げした。特に後者の活躍は目を見張るものがあった。

 加入直後はコンディションが整っていない様子だったが、尻上がりに調子を上げて12試合に出場して8ゴールを挙げている。第32節の清水戦でも2ゴールの活躍で札幌を勝利に導いた。

 札幌での総プレー時間は12試合786分で8得点、90分あたり約0.92点と驚異の得点率でゴールを積み重ねてきた。ジェイと同じく8ゴールを挙げている札幌のFW都倉賢は28試合2341分間出場しており、90分あたり約0.31点ということを考えれば、元イングランド代表FWの成績は驚くべきものだろう。

 また、今季のジェイの数字は短期間のものだが、Jリーグの通算記録で90分平均ゴール数上位の元ベガルタ仙台のマルコス(0.78点)や浦和レッズなどで活躍したワシントン(0.75点)、元柏レイソルのエジウソン(0.73点)、元横浜マリノスのサリナス(0.72点)、元ジュビロ磐田のスキラッチ(0.72点)といった歴代の名FWたちを上回っている。

 シュート決定率も都倉の約10.4%に比べ、ジェイは約30.8%と飛び抜けた数字を残している。

 ジュビロ磐田でもゴールを量産したパワフルなストライカーは、札幌のスタイルにも早々に順応してJ1残留の立役者となった。まさに救世主と言える活躍ぶりである。

text by 編集部