下千本、中千本公園などがライトアップ/吉野山

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“紀伊山地の霊場と参詣道”として世界文化遺産にも登録されている「吉野山」。春の桜、そして秋は山全体が赤や黄色、橙色に染まる紅葉の名所として知られる。麓から下千本、そして中、上、奥千本までは歩いて巡ることも可能で、山全体で数万本とも言われる圧巻の紅葉を間近に感じることができる。紅葉の期間中、随所で行われるライトアップも見もの。<※情報は関西ウォーカー(2017年11月7日発売号)より>

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■紅葉ハイキングDATA/見ごろ:11月上旬〜12月上旬 標高:約858m 歩行:約8km 時間:約3時間

奥千本から下千本へと紅葉していく。11月26日(日)まで下千本、中千本公園などがライトアップ。

■ <10:30>七曲り坂

近鉄吉野駅周辺から「お野立ち跡」と呼ばれる展望台まで登る遊歩道「七曲り坂」。このあたりは下千本と呼ばれる標高230〜350mのエリアで、トンネルのような紅葉が楽しめる。

下千本の紅葉を間近に観賞。ふもとから20分ほどの紅葉散策。

■七曲り坂<電話:0746-32-1007(吉野山観光協会)>

■ <11:00>総本山 金峯山寺

修験道の開祖・役行者によって開かれた、世界遺産に登録される吉野山のシンボル。仁王門や高さ約34mの蔵王堂は国宝にも指定され、それらを彩る紅葉が見られる。

カエデなどの紅葉が。

本堂の蔵王堂は木造古建築物としては東大寺大仏殿に次ぐ大きさ。

■総本山 金峯山寺<住所:吉野郡吉野町吉野山2500 電話:0746-32-8371 時間:8:30〜16:30(最終受付16:00) 休み:なし 料金:蔵王堂拝観料500円、ご開帳時は1000円>

■ <12:00>豆富茶屋 林

手作り豆腐の人気店「林とうふ店」直営の茶屋「豆富茶屋 林」。吉野大峰山系の名水に国産大豆&にがりなどにこだわった豆腐を使った料理やスイーツが味わえる。

人気料理の「湯豆腐膳」(1080円)。豆腐1丁に、いなり付きでボリューム満点。

中千本の景色を望む店内。「ソフトクリーム」(324円)や、「パフェ」(864円)なども人気。

■豆富茶屋 林<住所:吉野郡吉野町吉野山551 電話:0746-32-5681 時間:9:00〜17:00(LO16:30) 休み:火曜・水曜(4、11月はなし) 座席:28席 タバコ:禁煙>

■ <13:30>花矢倉展望台

上千本エリアにある吉野山を代表するビュースポット。標高約600mの場所にある展望台で、眼下に広がる吉野山の紅葉はもちろん、遠くは金剛山まで見渡せる。

上千本から下千本の紅葉を一望。ベンチなども備える。

■花矢倉展望台<電話:0746-32-1007(吉野山観光協会)>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)